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【UFC143】コンディット暫定王者に。ニックは引退示唆も?!

2012.02.05

<UFC暫定世界ウェルター級王座決定戦/5分5R>
カーロス・コンディット(米国)
Def.判定3-0:49-46、49-46、48-47
ニック・ディアズ(米国)

額をぶつけて、闘志を露わにする両者。試合はコンディットの左ローでスタートした。左へ回り左右のローを蹴り込む、コンディット。ニックは追いかけて左から右を見せる。距離を取ったコンディットは、ニックの前進にヒザを合わせる。サウスポーのニックに対し、ケージに詰まると右に回らざるを得ないコンディットは、オーソとサウスポー、どちらにも構える。

左ハイで見せたニックは、左回りのコンディットに右ローから右ジャブ、さらに左ストレートを伸ばす。距離を取るコンディットに、両手を広げて「来いよ」と挑発するニックは、スピニングバックフィスに合わせて、組みつく。ローで動きを止めようとする、コンディットは関節への前蹴りを織り交ぜて、とにかく距離をコントロールする。

残り10秒も、アウトサイドに回りながら打撃を入れるコンディット。自分のすべき戦いをしたのは、コンディットの方だった。2R、オーソで左回りを続けるコンディット、前に出てくるニックにバックブロー、ローを蹴り込む。


徹底的にアウトサイドから攻めてくるコンディット。さらに蹴り技で距離を取る。ストレスが溜まるニックが、一瞬、オーソに構える場面も。それでもケージにコンディットを詰めて、ボディを連打するニック。コンディットもヒザを返していく。

打ち合いに持ち込ませないコンディット。ポイントは別にしてニックの戦い辛い試合展開が続く。3R、ハイの連打、ガードを開くなど、手を変えて攻めるニック。右を伸ばして、ボディを打ちこむなど、正面を向いている相手に、スピードに取ったパンチを見せる。左ハイから、右ストレートを伸ばしたニック。ミドルを嫌がってか、コンディットもサウスポーの構えを取る場面も。

サウスポーから左ロー、左ミドルを入れたコンディットが、再びオーソに戻し距離をコントロールする。前蹴りからローを蹴り込んだコンディットだが、ニックの右ストレートがその顔面を捉える。

飛び蹴り、近距離の右エルボーを見せるコンディット。ニックは右ジャブで追いかけるが、下がりながらのコンディットのローを受ける。左ローでバランスを崩したコンディット、ニックが詰めるもここで3Rが終了する。

4R、左回り+左右のローを続けるコンディットに対し、ニックは右ジャブから左を見せるが、コンディットは右へ回り込んで距離を取る。サウスポーから左を打ち込み、オーソから右ハイ、組まれても、スッと下がるコンディット。とにかくニックの正面に立たたないように戦う。

ステップワークを止められないニックは、組みついてシングルレッグへ。足を引き抜いたコンディットが、左ローを蹴り込む。さらにスピニングバックフィストフィスト、左ロー、右エルボーを放つコンディットに対し、ニックが一発狙いにならないところも凄い。

右ボディから、右ロー、ニックが前に出てくると、距離を取り、左ローから右ハイキックを蹴り込むコンディットが、リズムに乗って攻撃を続ける。ニックはミドルを掴むも、テイクダウンできず、逆に近距離でヒザをボディに受ける。残り30秒を切り、左ロー、前蹴りを放つコンディット。ニックは前蹴りを掴んでも、テイクダウンできない。

最終回、前蹴り、サイドキックで距離を取るコンディット。ニックの左ミドル&右ローでは、コンディットの左回りを止めることはできない。左ストレートを打ち込んだコンディットは、左ローに続ける。前蹴り、ハイキックでニックの前進を止めるコンディット、ニックはオーソに構えるが、サイドキックと後ろ回し蹴りを見せただけで、効果的な動きのないままサウスポーに戻し、右ハイを受けそうになる。

組みついてもテイクダウンを奪えないニックに対し、コンディットは極端に距離を取ることもなく、1Rと同じように動き続ける。コンディットは左ジャブから、右ストレートをヒットさせ、左ローと左ジャブのコンビネーションを見せる。残り2分で、組みついたニックは、そのままバックに入り、4の字フックに。リアネイキドチョークを仕掛ける。腕十字を仕掛けたいニックだが、コンディットは脇をすくわせても、背中をニックの胸につけ腕を取らせない。

最後は強引に腕十字を仕掛けたニックだが、隙間が空いており、これは決まらない。ならばとヒザ十字を仕掛けたところで、タイムアップ。自分の試合をやり通したコンディット、最後の最後のグラウンドワークで意地を見せたニック。49-46、49-46、48-47でコンディットに凱歌が挙がり、UFC暫定世界ウェルター級王者に輝いた。一方、ニックはジョー・ローガンのインタビュー中、引退をにおわすような発言も行っている。

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