王座奪取に成功したウォーレンだが、初回の攻防を見る限り、タイトル獲得はほぼ難しいと誰もが思うような試合展開だった。前に出ようとすると、ソトのパンチを受け、下がっても追い打ちのパンチを受ける。得意のテイクダウンは一度として成功せず、前進しても後退しても、ひたすらソトのアッパーやフックを被弾し続けた。
しかし、この一方的な展開に23歳の世界王者ソトの若さが出た。ノーガードで挑発するまでは良かったが、2R、明らかに注意力が散漫となり警戒心が薄れたところで、ウォーレンの右がテンプルを打ち抜いた。何とか立ち上がって向かい合おうとしたが、ウォーレンの右ヒザが顔面を突き上げ、試合は決した。
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ジョー・ウォーレン(米国)
Def.2R0分33秒/TKO
ジョー・ソト(米国)
左ジャブから右を伸ばすウォーレンに、左で応えるソト。ソトは左のジャブから、右を打ち込むと、ウォーレンの動きが一瞬止まる。ウォーレンのテイクダウン狙いにパンチを打ち込み、出足を止めるとさらに右フックを振るったソト。ウォーレンは大きくバランスを崩し、スタンドに踏みとどまったところで追撃を受ける。
右フック、右アッパーを受けたウォーレンはダメージを蓄積しながら、前進を続ける。テイクダウン狙いは切られ、組みつきにいってもパンチを貰い続けるウォーレン。ソトは左フック、右アッパーを入れ、ウォーレンが組みつこうとしても、すぐに距離を取ってパンチを叩き込んでいく。
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ニック・ママリス(米国)
Def.3R終了/判定3-0(30-27、30-27、30-27)
ザック・マコウスキー(米国)
サウスポーの構えからローを繰り出したマコウスキーの攻撃を冷静にかわすママリス。マコウスキーがシングルレッグでテイクダウンを奪い、左足を抜いてハーフの状態に。パスからニー・イン・ザ・ベリーに移行したマコウスキーは、マウントを奪取する。
腰を押して、肩ブリッジで逃れようとしたママリスだが、マコウスキーはしっかりとマウントをキープし肩固めへ。シザースで逃れようとするママリスに、マコウスキーは左のパウンドを落としていく。腹から胸に移動したマコウスキー、ママリスの動きに合わせて腕十字を仕掛ける。
一度は仰向けになりながら、腹這いに戻したママリス。マコウスキーは、ママリスの足をすくいつつ、またも仰向けに追い込む。ママリスも直後に腹這いとなり、30秒以上、その姿勢で耐えると、ついにエスケープに成功。直後にママリスがテイクダウンを仕掛け、マコウスキーがケージを背にスタンドをキープしたところで、初回が終わった。
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ユリシーズ・ゴメス(米国)
Def.3R終了/判定2-1(29-28、29-28、28-29)
トラビス・リーディンガー(米国)
長身、リーチで大きくユリシーズを上回るリーディンガー。テコンドーの経験者は背中を伸ばしたような姿勢でロー、右を伸ばしていく。ローを繰り出しながら、テイクダウンの機会をうかがうユリシーズは、右で距離を詰めたあとも打撃戦を続ける。
と、リーディンガーの右ローをキャッチしたユリシーズがテイクダウンに成功する。担ぎパスを狙うユリシーズだが、リーディンガーが必死で足をきかせると、あっさりとスタンドへ戻る。直後にリーディンガーが、首相撲からヒザを突き上げる。首を取り直し、脇を差してリーディンガーをケージに押し込んだユリシーズが、首相撲からヒザ蹴りを見せ、直後に見事なタイミングでダブルレッグに移行。テイクダウンを奪ったところで初回を終える。
2R、再びリーディンガーのローをキャッチしてテイクダウンに成功したユリシーズ。長い足を生かしてガードを取るリーディンガーに対し、ここでもユリシーズは寝技に固執せず、自ら立ち上がってローを見せた。
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2日(木・現地時間)にテキサス州サンアントニオのマジェスティック・シアターで開催されるベラトールFC27の公開計量が、1日(水・同)に同地のシェラトン・ガンダーホテルのロバート・ジョンソン・ルームで行なわれた。【写真】バンタム級で戦うことができる挑戦者ウォーレンと、下着を脱いで0.2ポンドアンダーだった王者ソト (C) BFC
今大会のメインはBFC世界フェザー級選手権試合ジョー・ソト×ジョー・ウォーレン。シーズン1フェザー級トーナメントを制し、初代王者に輝いたソトは、元々アイオワ・セントラル・コミュニティー・カレッジ大レスリング部の出身で、主にグレコローマンで活躍していた。
MMAの新鋭ファイターで、グレコ出身といえばUFCライトヘビー級を席巻するジョン・ジョーンズが思い出されるが、ソトとジョーンズは同じカレッジでルーム・メイトだった。挑戦者のウォーレンは、そのグレコローマン・レスリング世界選手権を制しており、レスリングだけでは挑戦者の方が何枚も格上のファイターとなる。
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ベラトールFC世界ライト級王者エディ・アルバレスが、ホームタウン=フィラデルフィア凱旋を果たす。30日(月・現地時間)、ベラトールFCより10月21日(木・同)にBFC33がペンシルバニア州フィラデルフィアのリアコウラス・センターで開催され、ライト級王者アルバレスが、ロジャー・フエルタと対戦することが正式発表された。【写真】フィラデルフィア凱旋を果たすエディ・アルバレス。持ち味のスーパーアグレッシブなファイトを展開するか、それともテイクダウンを軸に堅実に戦うか。地元開催が彼の精神面にどのような影響を与えるのかも勝負の鍵を握っている (C) KEITH MILLS
フィラデルフィアの名門テンプル大学内にあるキャパシティ1万200席というリアコウラス・センターで行なわれる同大会、本来はアルバレスの持つ世界ライト級王座にシーズン2ライト級トーナメントを制したパット・カーランが挑戦予定だったが、負傷によりシーズン3中のチャレンジが不可能となり、フエルタとのスーパーファイトが実現することとなった。
09年2月にMMAが解禁されたペンシルバニア州だが、ビッグマッチは同年8月にUFCがワコビア・センター(現ウェルズファーゴ・センター)でイベントを開催しているだけで、フィラデルフィアのケンジントン地区出身のアルバレスにとって、この日が正真正銘、地元での初試合となる。
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8月28日(土・現地時間)、米国マサチューセッツ州にあるNBAボストン・セルティックスのホーム会場TDガーデンでは、UFC118「EDGAR vs PENN 2」が開催された。
マサチューセッツ初開催となる同イベントのメインは、BJ・ペンが挑戦者として、フランキー・エドガーが持つUFC世界ライト級王座に挑む。今年4月のUFC112において、エドガーにまさかの敗戦を喫したBJは、微妙な裁定だったこともあり、即タイトルの懸かったリマッチが行われる運びとなった。
だが、エドガーは初回からBJに再三テイクダウンを決めると、決定打こそないものの打撃の手数でも上回り、優勢に試合を進めた。終わってみればジャッジ三者が50-45を付け、1ポイントも失うことなくBJを退け、初防衛に成功した。
また、セミファイナルで行われたボクシングのIBFで世界3階級を制した41歳のジェームス・トニーのMMAデビュー戦=ランディ・クートゥアー戦は、開始早々、クートゥアーのシングルレッグに簡単に倒されたトニーは成す術なく肩固めに一本負け。BJ×エドガーの勝者に挑戦する公算が高いと目されるケニー・フロリアン×グレイ・メイナードのライト級戦は、メインの王座戦同様、テイクダウンで優勢に立ったメイナードが判定勝ち。ウェルター級での出陣(前回の試合は、対戦相手の計量超過によりミドル級戦)となったネイト・ディアズは、マーカス・デイビスから変形チョークで一本勝ちを奪った。
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全世界出荷累計400万本を記録した格闘ゲームの最新作は、前回作を凌ぐ大幅リニューアル、絶対に見逃すな!
| 第10試合 UFC世界ライト級選手権試合/5分5R | ||
| [王者] ○フランク・エドガー (米国) | 5R終了 判定 詳細はコチラ | [挑戦者] BJ・ペン× (米国) |
| 第9試合 ヘビー級/5分3R | ||
| ○ランディ・クートゥアー (米国) | 1R3分19秒 肩固め 詳細はコチラ | ジェームス・トニー× (米国) |
| 第8試合 ミドル級/5分3R | ||
| ○デミアン・マイア (ブラジル) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | マリオ・ミランダ× (ブラジル) |
| 第7試合 ライト級/5分3R | ||
| ×ケニー・フロリアン (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | グレイ・メイナード× (米国) |
| 第6試合 ウェルター級/5分3R | ||
| ○ネイト・ディアズ (米国) | 3R4分2秒 チョーク | マーカス・デイビス× (米国) |
| 第5試合 ライト級/5分3R | ||
| ○ジョー・ローゾン (米国) | 1R2分1秒 腕十字 詳細はコチラ | ゲーブ・ルーディガー× (米国) |
| 第4試合 ライト級/5分3R | ||
| ×アンドレ・ウィナー (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | ニック・レンツ○ (米国) |
| 第3試合 ミドル級/5分3R | ||
| ○ダン・ミラー (米国) | 2R1分53秒 アナコンダチョーク | ジョン・シェルター× (米国) |
| 第2試合 ウェルター級/5分3R | ||
| ×ニック・オシベチェック (英国) | 3R終了 判定 | グレッグ・ソト○ (米国) |
| 第1試合 ウェルター級/5分3R | ||
| ○マイク・ピアース (米国) | 3R3分11秒 腕十字 | アミルカウ・アウベス× (米国) |
[王者]フランク・エドガー(米国)
Def.5R終了/判定
[挑戦者]BJ・ペン(米国)
勢いよく前に出た両者。プレッシャーを掛けるBJがショートアッパーをヒットさせるも、構わず組みついたエドガーが先制のテイクダウンを奪う。スイープを仕掛け、腕十字を狙いかけたBJだが、ガードを取り直し、エドガーの骨盤に両足を置くと、バタフライガードでエドガーを浮かせて空間を作り、スッと立ち上がった。
スタンドに戻っても、細かくパンチを打ち込み、BJに組み付くと押し倒すように尻餅をつかせ、立ち上がってもバックから抱え上げて豪快にテイクダウン。ここも、すぐに立ち上がるBJだったが、エドガーも深追いはしない。スタンドでは、パンチやローを放っていくエドガーに、オクタゴン中央を位置取るBJもジャブを返していく。
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ランディ・クートゥアー(米国)
Def.1R3分19秒/肩固め
ジェームス・トニー(米国)
MMAレジェンド=47歳クートゥアーと、IBFミドル級、スーパーミドル級、クルーザー級を制した3階級王者=42歳トニーの対戦。腕回りはクートゥアーを上回るトニーだが、腹回りの贅肉も気になるところ。
低く構えるクートゥアーが、さっそくシングルを仕掛けると、後方へ転がるようにいとも簡単に倒れたトニー。クートゥアーが一気にマウントを奪うと、細かくパンチを落とす。
必死にしがみつくトニーを、ケージまで追いやったクートゥアーは肩固めへ。これは決まらず、一度は技を解いたが、マウントを取り直すと再び肩固めへ。トニーはあえなくタップし、見せ場を作ることなく試合を終えた。
デミアン・マイア(ブラジル)
Def.3R終了/判定
マリオ・ミランダ(ブラジル)
サウスポーのマイアが距離を詰めると、ミランダは右ハイから左ローを放ったが、左フックから組みついたマイアは、ミランダの左足を抱えて尻餅をつかせた。一度は立ち上がったミランダだが、マイアが再び尻餅をつかせると、ケージに背を付けるミランダからハーフで上になり細かくパンチを落とす。左足を大きく差し込み、ニアバックからチョークを狙ったマイア。ミランダが正対しようと試みるも、その動きを追いかけていくようにバックをキープ、前に振り落とされそうになると、巧みに腕十字を狙っていった。
これを凌いだミランダ。スタンドに戻ると単発の左ローやハイキックを蹴り、また、マイアも大きな左フック、ミランダの前進を止めるような左ミドルを見せた。
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グレイ・メイナード(米国)
Def.3R終了/判定
ケニー・フロリアン(米国)
サウスポーのフロリアンと、オーソドックスで構えるメイナード。より低く構えるフロリアンは、ジリジリと距離を詰めていく。開始1分を経過し、左ハイを見せたフロリアンに、メイナードは右フックを振るう。前足のローから、ボディストレートを放つフロリアンに、メイナードはタックルに入るモーションでフェイントをみせる。
距離を詰めながら、ジャブ、ストレートを伸ばしてくフロリアン。メイナードは差し合いから一気にケージへ詰めると、シングル、ダブルと切り替えながら、残り1分、大きく抱え上げてテイクダウンに成功する。
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ジョー・ローゾン(米国)
Def.1R2分1秒/腕十字
ゲーブ・ルーディガー(米国)
07年のTUFシーズン5に出演した者同士の対戦。ローゾンがUFCで戦い続けたのに対し、ルーディガーは契約には至らず(※TUF以前に06年に出場経験有り)、カリフォルニアの中堅プロモーションで活躍を続けてきた。7月にTPFライト級王座を獲得し、今回テリー・エティムの代役として、3年11カ月ぶりにオクタゴン登場となった。
左ジャブから右、右ローを伸ばすルーディガーだが、すぐにローゾンの右を受けて組みつかれると、豪快に後方への投げからテイクダウンを許してしまう。パス狙いから背を向けたルーディガーのバックに回ったローゾン。必死でガードに戻すルーディガーだが、左のエルボーを連打で受けるなど、ローゾンの猛攻を受ける。
一度は立ち上がったルーディガーだが、再びバックへの豪快な投げを見せたローゾンは、バックマウントから強烈なパウンドを落とす。そして、電光石火の腕十字。6連勝でUFC再出場の機会を得たルーディガーだったが、最高峰のレベルを改めて見せつけられるように、一方的な展開のなか、あえなくタップを強いられてしまった。
ニック・レンツ(米国)
Def.3R終了/判定
アンドレ・ウィナー(米国)
試合開始早々、シングルレッグで組みついたレンツが、ウィナーをケージに押し込んでいく。倒された直後に立ち上がったウィナーだったが、レンツはバックに回り込みテイクダウンに成功すると、ケージを背に立ち上がったウィナーを執拗に押し込んで、足を払いテイクダウンを試みる。
一度は距離を取ることに成功したウィナーだったが、そのリーチの差を利することなく再び、レンツに組みつかれてケージに押し込まれてしまう。クラッチを自ら解き、ヒザを見せたレンツに、ムエタイがベースのウィナーが逆にニーを入れると、すぐにシングルに切り替える。
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ダン・ミラー(米国)
Def.2R1分53秒/アナコンダチョーク
ジョン・シェルター(米国)
サウスポーのシェルターに、まっすぐ飛びこんでパンチを繰り出すミラー。シェルターもパンチで応える。今度は左を打ち込みながら前に出たシェルターに対し、ミラーが足を止めて打ち合いに応じると、シェルターの動きが一瞬止まる。
ミラーの右に、左を返すシェルターは、ローキックをキャッチしてテイクダウンに成功する。ハイガードから頭を引きつけ、足をすくおうとしたミラーに対し、立ち上がったシェルターが足を払いに掛かるが、ガードに再び捉えられる。
ハイガードからフックガードに切り替えたミラー、シェルターは立ち上がって打撃戦を望む。シェルターの左を受け、組みついに掛かったミラーだがテイクダウンに至らない。と直後にシェルターがダブルレッグでテイクダウンに成功し、ミラー得意のギロチンからすぐに首を引き抜くとサイドを奪い1Rを終えた。
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会場となるTDアリーナを本拠地とするボストン・セルティックスの往年のスーパースター=ラリー・バードのユニフォームを着て計量の舞台に現れたケニー・フロリアン、そしてSpikeカード出場のジョー・ローゾンと地元勢への声援が一際高い公開計量で、彼ら以上にサポートの声を集めたのがBJだった。
一方、大きなブーイングで迎えられた王者エドガー。BJは「明日は良い試合になる」と言うと、ボストンのファンに感謝の言葉を述べて計量会場をあとにした。一方、エドガーも「エキサイトしている。ボストンはファイティング・タウン」とブーイングを送るファンの持ち上げ、「試合が待ちきれない」とコメントした。
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