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【ACA96】レフェリーの不可解な動きにブランダォンは気持ちが折れた? ヘルドが逆転判定勝ち

<ライト級/5分3R>
マーチン・ヘルド(ポーランド)
Def. Unanimous
ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)

右オーバーハンドを振るって前に出るブランダォン。ヘルドのスピキングバックキックの蹴り終わりに右フックを狙う。ブランダォンの飛びヒザをキャッチしたヘルドがテイクダウンを奪い、まずはクローズドガードの中に収まる。20秒ほどでブレイクが掛かり、試合はスタンドへ。ブランダォンが距離を詰めていき、左右のローを蹴る。ヘルドは再び後ろ回し蹴りも、直後にブランダォンが左アッパーでダウンを奪う。

ここでレフェリーがブランダォンを後ろから抱き着く仕草を見せるが、ヘルドが足を絡ませたのを見て離れる。怪訝な表情を浮かべたブランダォンだが、ヘルドの足を捌いてサイドへ。ハーフに戻したヘルドが、再び足を絡ませてアウトサイド、さらにインサイドヒールを狙う。腕をこじ入れて防いでいたブランダォンは、ここで勢いのあるパウンドを落としていく。足をリリースし、一旦はフルガードを取ったヘルドが、ストレートフットロックを仕掛けつつ呼吸を整える。

体を捩じってエスケープしたブランダォンは、スタンドに戻るとダメージが残り動きが遅いヘルドを仕留めに掛らず慎重に様子見に出る。ここでヘルドがダブルレッグからケージにブランダォンを詰め、時間を稼いで初回を乗り切った。タイムともにブランダォンがレフェリーに不満気な表情を送る。あの場面でファイターに触れたのはレフェリーのミス以外何ものでもないだろう。

2R、ブランダォンの左フックにシングルレッグを合わせたヘルドがテイクダウンを決める。ヘルドはハーフで抑え、勢いのある右のパンチを顔面に打ちつける。クローズドを取ったブランダォンはスクランブルに持ち込めず、背中をキャンバスにつけた状態が続く。上体を起こして殴るヘルドは、エルボーを連続で振り落とす。しがみつくばかりで動きを作れないブランダォンは、足を一本抜かれるとパスガードも決められる。ヘルドはクルスフィックスへ移行するとm腕を抜いたブランダォンは背中を預けて亀になる。

ヘルドはあっさりと両足をフックしてバックグラブへ。ブランダォンがチョークを防ぐ一方で、後方から左のパンチを受け続ける。アゴの上から絞めにかかるヘルドに対し、ブランダォンは肩を押して体を捻りヒップエスケープへ。トップキープに転じたヘルドにブランダォンが足関節を狙う場面もあったが、そのままラウンドが終わった。

最終回、2Rのブランダォンの動きの悪さはスタミナ切れか、3Rを考えてのことか。動きがスローモーなブランダォンは、すぐにダブルレッグでテイクダウンを取られる。前のラウンドと同じようにブランダォンはスクランブルではなくクローズドガードを選択し、前腕で顔面を殴れる。ヘルドはエルボーに転じ、さらにボディから顔面を殴っていく。

抱え込むだけで反撃に移ることができないブランダォンは、ヒジを落とされ苦渋の表情に。ヘルドはガードの中から打撃を見せることで、安全な試合展開を続けることができる。ヒジを落とし、足を一本抜いたヘルド。必死に足を戻したブランダォンだが、蹴り上げを担がれ背中を見せる。サイドバックから殴るヘルドは、タイムアップともに勝利を確信し大きく手を挙げた。

ブランダォンはレフェリーの不可解な動きに、スタミナの前に気持ちが途切れたか。いずれにせよ、ジャッジはヘルドを支持した。


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