【ShoXC公開計量】黄金2ウィークス明日開戦!
北米MMAワールド黄金2ウィークス、その先陣を切ってEXC系ShoXCエリート・チャレンジャー・シリーズが、21日(金・現地時間)カリフォルニア州のサンタイネズ。チュマッシュ・カジノ・リゾートで行われる。
【写真】いよいよマライペットが、全米中継のメインに登場する (C) Pro Elite
大会をいよいよ1日後に控えた20日(木・同)、公開軽量が行われた。ムエタイ・トップランカーからMMAデビューを果たしたマライペット・チームダイヤモンドは、160ポンド契約でベテラン中堅ファイターのトーマス・デニーと戦う。5ポンド以上契約体重を下回る154ポインド3/4で計量をパスしたマライペットは、リミットぴったりでウェイトを揃えてきたデニーとSHOTIMEで全米に中継されるイベントのメインで対戦する。
「デニーはグラウンドに秀でたファイターだけど、まぁ、なるようになる。グラウンド対策は、積んできた。主にエスケープが中心だから、テイクダウンを奪うようなことがあっても、スタンドに戻って戦うよ。僕は確かにムエタイのファイターだ、でも今はエリートXCのチャンピオンになるために戦っている。この体重(160ポンド)で戦うのは、これが最後。今後は150ポンドで戦っていきたい」と意気込みを語っている。
一方対戦相手のデニーは「ショータイムのメインに出られることは、素晴らしい。2週間半前のオファーだったけど、準備は万全だ。マライペットのムエタイ技術を警戒し過ぎることはない、攻撃あるのみ。簡単な試合でないことは分かっている。試合が進むにつれて、マライペットは強さを増していくだろうけど、それは俺も同じこと。激しい試合の末に、俺の腕が挙げられる姿を皆は、見ることになるだろう」とコメントを残した。
メイン以外で注目は、ヘビー級のキックもできる新鋭ショーン・デルロサリオ。ハワイの巨漢アナルゥ・ブラッシュと対戦するが、「彼より大きな相手と戦ったこともある。ブラッシュは大きいが、スピードではこっちがうえ。やるべきことやって勝つだけさ」と自信をのぞかせる。
一方、140ポンド契約のバンタム級戦に出場するマーク・オーシロは、ICONスポーツのフライ級王者で、キャリア10戦9勝1敗の知る人ぞ知る実力者。「この階級ではKO決着は少ないけど、2ラウンドに入ることなく試合を決める。対戦相手はキックがうまい選手で、向こうもスタンドの展開を望んでいると思う。仮にクリンチしてくれば、寝技に持ち込みグラウンドで戦っても平気だ」とクリス・カリアソ戦に関してコメントを残した。
この2週間のMMA興行ラッシュ。誰が最もインパクトを残すことができるか? まずは、サークル・ケージで戦いの火ぶたが切って落とされる。
ショータイム・ファイトの計量結果は以下の通り。
◆ショータイム・ファイト メインイベント 160ポンド
マライペット・チームダイヤモンド:154 ,75(タイ)
VS.トーマス・デニー:160(米国)
◆ショータイム・ファイト第4試合160ポンド
マーロン・マチアス:159,5(ブラジル)
VS.コナー・ヘウン:159,5(米国)
◆ショータイム・ファイト第3試合ライトヘビー級
アーロン・ロサ:204,25(米国)
VS.ジェイミー・フレッチャー:205(米国)
◆ショータイム・ファイト第2試合ヘビー級
ショーン・デルロサリオ:231(米国)
VS.アナルゥ・ブラッシュ:256,5(米国)
◆ショータイム・ファイト第1試合140ポンド
マーク・オーシロ:138,75(米国)
VS.クリス・カリアソ:139,5(米国)
※この他、ノーTVマッチとして、アンダーカード5試合も行われる。