【UFN146】息子の誕生日にルイスにTKO勝ちしたドスサントスが、ハッピーバースデー・トゥーユーを熱唱
<ヘビー級/5分5R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
Def.2R1分58秒by TKO
デリック・ルイス(米国)
距離を取り、右オーバーハンドをドスサントスが見せる。ルイスは右ローを蹴り、ドスサントスも蹴り返す。ケージ前から前に出て左の蹴りを繰り出すルイスが、間合いが近づくとワンツー。右をかわしたドスサントスの指がルイスに当たり、試合が中断する。再開後、互いに相手のパンチをバックステップでかわすと、ルイスが左ミドルを蹴りこむ。さらにドスサントスの前進に右を合わせようとし、二段蹴りへ。直後にドスサントスの右オーバーハンドがヒットし、動きが止まったルイスが反撃の右を打ち込む。背中を見せて距離を取り直したドスサントスがボディ&左ロー、そして左ジャブを伸ばす。
待ちの姿勢のルイスは、ドスサントスの前進に左ミドル。しかし、ドスサントスの後ろ回し蹴りをボディに受け、体を曲げて動きを止める。仕留めにかかったドスサントスだが、ここでルイスが右を思い切って振るっていく。腹が効いたようなフェイクかと思いきや、その後も前傾姿勢で腹をかばい続けたルイスは何とかラウンド終了まで持ち応えた。
2R、サウスポーも見せるルイスに対し、ドスサントスはボディを打っていく。自らのオーバーハンドで姿勢を乱したサントスは、後方からパンチを被弾しそうになり急ぎ距離を取り直す。テイクダウンを狙ったルイスは、距離を取ったところで右ストレートを打たれ動きが止まる。右ショート、アッパーを続けられたルイスがマットに倒れこみ、背中を見せる。ドスサントスは追撃のパウンドを加え試合が決した。
勝者は息子の誕生日だということで、ご機嫌でハッピーバースデー・トゥユーを歌い切った。