【WEC43】アスンソンがジャボイン下し、WEC2連勝
第8試合フェザー級/5分3R
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
Def.3R終了/判定
イーブス・ジャボイン(カナダ)
【写真】WECデビューのジャボインを破ったアスンソンも、まだWECでは2戦目。中量級以上がUFCに移管され、多くの新鋭が参戦するようになったが、その分、生き残りを懸けた戦いは激しさを増す (C) ZUFFA
オーソドックスの構えから蹴りやパンチを繰り出すジャボイン。アスンソンも切れのあるフックを放つが、両者とも序盤は肩に力が入っている。ローから左ジャブというコンビネーションを同時に放ったあとに、アスンソンは飛び蹴りからジャンピングガードへ。クローズドガードを割ったジャボインは立ち上がって、バックキックを見せる。
踏み込んでテイクダウンを狙ったアスンソンに対し、ジャボインは体重を預けるようにトップをキープする。クローズドからラバーを見せるアスンソンはガードからエルボーを狙うが、ジャボインも顔を胸につけて頭を両手で守る。スタンドに戻ると、ミドルとハイが交錯し、アスンソンの左がヒットする。
2R、左右にステッピングしながらアスンソンが前に出てきたところにカウンターを狙うジャボイン。蹴りもパンチも距離が遠くクリーンヒットできない。一方、下段を連打するアスンソンもジャボインが前に出てきたところへバックスピンを狙っていく。距離をとっての打撃戦のなか、そのバックスピンキックがアスンソンのボディを捉え、一瞬動きが止まる場面も。
シングルレッグから、がぶって首を取ったアスンソンはそのまま引き込んでギロチンへ。前転するようにエスケープを図ったジャボイン。ここで2Rを終えた。
最終回、アスンソンの足払いでジャボインが腹這いに転がってしまう。すぐに立ち上がり、スタンドの戦いを続けるが、当然、グラウンドではアスンソンにバックグラブを奪われ、リアネイキドチョークへ。
前方に落とされそうになると、すかさず立ち上がったアスンソンがボディへヒザを見舞う。再びバックキックをヒットさせたジャボインも、判定勝ちを奪うならニアKOが必要だったが、バックコントロールを許したままで試合終了。ジャッジは2-1でアスンソンを勝者に選んだ。