【KSW45】ミドル級王座決定T準決勝、まずはアスカムがボイチクを左ミドルで制し決勝へ
【写真】ミドルの蹴り合いを制したアスカムが、ミドル級王座に王手をかけた(C)KSW
6日(土・現地時間)に英国はロンドンのSSEアリーナで開催されたKSW45「The Return to Wembley」。当日、速報ができなかった同大会から注目のミドル級王座決定トーナメント準決勝第1試合の模様をお届けしたい。
<KSWミドル級王座決定T準決勝/5分3R>
スコット・アスカム(英国)
Def.1R1分37秒by KO
マルチン・ボイチク(ポーランド)
サウスポーのアスカムにボイチクが右ミドルを繰り出す。アスカムの左ハイに右ローを返したボイチクだが、リーチでリードするアスカムが右ジャブから左ミドル、左ボディストレートを入れる。ボイチクも右ミドルを蹴るが、ミドルの蹴り合いはアスカムの方が伸びがあるか。さらにミドルから左ストレートにつなげるなど、コンビネーションを織り交ぜた戦い方でアスカムの方が手数が多い。と、ケージを背負ったボイチクに左ミドル一閃。
この一撃でしゃがみ込んだボイチクに、左のパンチを3発見舞ったところでレフェリーが割って入りTKO勝ち。アスカムがミドル級王座決定トナーナメント決勝進出を決め、「ATTで練習するようになり、毎日ハードに戦ってきた。全てはチームのおかげ。ATTのコーチに感謝している」話した。