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【UFC103】ベウフォート、復帰戦で新・神階級の中心に

2009.09.20

Belfort■第13試合195ポンド契約/5分3R
ヴィトー・ベウフォート(ブラジル)
Def.1R3分2秒/TKO
リッチ・フランクリン(米国)

【写真】最初に掴んだ決定機を逃すことなく、勝利に結びつけたヴィトー・ベウフォート。リッチ・フランクリンがこの短時間で敗れることを誰が予想しただろうか。(C) ZUFFA

距離を取りながら、左ローを放ったベウフォート。これが4年7カ月ぶりのUFCで見せた攻撃となった。フランクリンが距離を詰めてくるところにカウンターを狙うベウフォートは、左手でアゴをガードし、右手はかなり低めで、右足を前に出した後ろ足重心の構えを取る。

距離をなかなか詰められないフランクリンは、一度距離を詰めたがパンチはクリーンヒットせず、一旦下がろうとしたところにベウフォートの左を受ける。こめかみにヒットしたパンチで、ダメージを受け前方に跪いたフランクリン、必死にベウフォートの足を探したが、そのベウフォートは素早くバックへ回り、パウンドを連打したところでレフェリーが試合をストップ。

呆気なく感じるほど、ベウフォートは最初の勝機をモノにした見事な復活勝利を挙げた。「アンデウソン・シウバは友人だけど、UFCが望むなら誰とでも戦う」というベウフォート、ネームバリュー&実力を兼ね備えた彼の参入で、いよいよミドル級の新・神階級化が進むことになる。

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