【DEEP86】大田区大会で3つのタイトル戦。デビューから1年2カ月で武田光司が、北岡悟に挑戦
【写真】先の後楽園ホール大会で大原樹里を破り、北岡への挑戦が決まった武田 (C)MMAPLANET
30日(木)、DEEP事務局より10月27日(日)に東京都大田区の大田区総合体育館大会で開催されるDEEP85で改めてタイトル戦3試合が組まれることが発表された。
26日の後楽園大会でケージの中で武田光司が挑戦をアピールし、バックステージで親指を立てて了承したライト級チャンピオン北岡悟。そして大会終了後に佐伯繁代表が言及していたバンタム級王座決定戦=元谷友貴×釜谷真、そして6月大会のノンタイトル戦でフェザー級チャンピオンの芦田崇宏を破った弥益ドミネーター聡志の再戦が、当然のように王座を賭けて行われることに。
武田は昨年8月のプロデビュー以来、僅か1年2カ月で国内主要タイトルに挑戦することになった。7勝0敗の23歳が、38歳でキャリア41勝17敗9分の北岡と戦うタイトルマッチは現在のDEEP、そして国内MMAを象徴しているカードといえるかもしれない。いずれにせよ、3つのタイトル戦からも分かるように大田区大会は最高の弾を詰めたイベントになるこは間違いなく、他のカードの発表も待たれる。
なおバンタム級王座を返上し、UFCと契約した(※9月15日のモスクワ大会=UFN136でピョートル・ヤンと対戦)ソン・ジンスから以下のようなコメントが日本のファン当てに寄せられている。
ソン・ジンス
「第6代DEEPバンタム級王者のソン・ジンスです。今回、師匠のジョン・チャンソンも戦っているUFCに出場することになった事を皆さんにご報告させていただきます。
バンタム級はDEEPで一番選手層が厚く、このベルトを目指してたくさんのファイターが戦っています。そんな中、今回は自分のわがままを理解していただいたDEEP関係者にお礼を申し上げます。そして一旦はベルトを返上せていただきますが、必ずこの場所に戻ってきて再びこのベルトを腰に巻きたいと思っています。これからも元DEEP チャンピオンとして応援よろしくお願いします」