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【UFN134】無敗のレデットに圧勝、オーストリアのレキッチがUFC連勝を飾る

<ライトヘビー級/5分3R>
アレクサンダル・ラキッチ(オーストリア)
Def.3-0:30-24.30-24.30-25
ジャスティン・レデット(米国)

サウスポーのラキッチが鋭い左ローを続ける。右ローも蹴ったラキッチはローからワンー、さらに左ローを蹴られたレデットの体が流れる。直後にテイクダウンを狙ったレデットだが、逆にトップを奪われケージを掴んで立ち上がろうとして注意を受ける。左足を抜いたラキッチに対し、レデットは足を戻してバタフライガードに。足首を掴んだレキッチが勢いのあるパウンドを連打する。

ケージを背にしていたレデットは、足をすくわれ背中をマットにつかされる。クローズドもヒザが胸に近い位置で、レデットは距離を作ることができずパウンドとエルボーの連打を許す。このままトップから連打を落としたラキッチがラウンドをまとめると同時に、レデットにダメージを与えて初回を終えた。

2R、ローから中間距離の打ち合いでも勢いで上回るレキッチが、右ストレートを打ち込む。さらに左ローを続け、右をヒット。攻撃を上下に散らされるレデットは対応できず、パニック状態に追い込まれたか。右ローで足払い気味に倒されたレデット、レキッチがボディに続き、左のパンチを打ちつけ右エルボーを落とす。さらにパンチと鉄槌を入れ、右を連打したレキッチが試合を圧倒する。

さらに左の鉄槌、右のパンチを打ち、立ち上がろうとしたレデットのバックを制したレキッチが後方からパンチを続ける。足関節を狙ったレデット、反転して足を抜きトップキープのレキッチのパウンドがいよいよ勢いを増す。レデットは大きく顔面を腫らして、最終回に向かうこととなった。

3R、レデットが左ジャブを連続で当てる。テイクダウン狙いを切られたレキッチは、右を当ててレデットの動きを止めてテイクダウンに成功する。レキッチは細かいパウンドを続け、クローズドのレデットを立たせない。残り2分となり、体を起こしたレキッチが立ち上がろうとしたレデットのバックに。レドットはガードを取り直し、敗戦覚悟の生き残りへ。残り30秒、バックに回ったレキッチは後方からパンチ、ヒア蹴り、離れて連打へ。レデットも左を返したが、ここでタイムアップに。

ジャッジ2人が30-24を付けた圧勝で、無敗だったレデットを下したレキッチがUFC2連勝とし「作戦はローキックを入れ、ケイン・ヴェラスケスのようにプッシュしてパウンドを落とすことだった」と話した。

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