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【UFC225】CM・パンク、MMA初勝利ならず

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26
CM・パンク(米国)

前に出たところで右を被弾したCM・パンクは、逆に右を当ててジャクソンをケージに押しこむ。離れた両者、CM・パンクのローは空振りになり、右に続いてボディを受けるが前にでてケージにジャクソンを押し込む。離れて打撃の間合いになると、ジャクソンは振りが荒くなっている。ジャクソンはCM・パンクのテイクダウン狙いを切り、右を放つも残り30秒でCM・パンクがテイクダウンに成功する。

エルボーを落としたCM・パンクだが、左を差したジャクソンが立ち上がる。ケージに押しこまれたCM・パンクはエルボーを顔面に受けラウンド終了を迎えた。

2R、真正面からテイクダウン狙いを切られるCM・パンクは、疲れが目立つ。それでも左右のフックを振るって前に出るが、右を受けて動きが止まる。必死にパンチを振るい、組んではギロチンを仕掛けたCM・パンクだが、そのまま寝技に持ち込まれパウンドを被弾する。

右の拳を打ちつけられ、左の連打を食らったCM・パンクは、ハイガードから三角を狙う。クラッチを組めず、クローズドに戻ったCM・パンクは引き続きパンチ、鉄槌を落とされエルボーの餌食となった。

最終回、CM・パンクが右を振るって組みつくが、逆にケージに押し込まれる。ジャクソンが細かいパンチを打って離れると、積み狙いのCM・パンクを突き離し右を入れる。前方に崩れ落ちそうになったCM・パンクは、ついに引き込むように。ブレイクで立たされ、パンチを懸命に振るうCM・パンクの顔面のジャクソンの右が捉える。

必至に組み付いたCM・パンクだが、離れたジャクソンの右を受け、ダーティボクシングでエルボーを食らう。組んでバックに回ったジャクソンが後方からパンチを打つ。前転してヒザ十字を狙ったCM・パンクは、これをすかされバックを許すと亀の状態で殴られる。ワキの下からパンチを打たれ、上を向いたCM・パンクが下からパンチを伸ばす。

ジャクソンはパスから、シングルに来たCM・パンクの最後の攻撃にマットに背中をつかされたが、余裕の表情で試合終了を迎えた。他ジャンルの有名人が練習を積んで、真剣にMMAに取り組んではいるが、やはり世界最高峰には相応しくない試合としか言い表しようがないファイトは、ジャクソンがフルマークの判定勝ちを得た。

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