【Rebel FC07】散打+テイクダウン&パウンド、ルー・チェンホォンがブリビエイロを完封
<フェザー級/5分3R>
ルー・チェンホォン(中国)
Def.3-0
ドミトロ・プリビエイロ(ウクライナ)
両者慎重な立ち上がりとなり、ルーが右ローを入れる。右に回るルーに対し、プリビエイロが後ろ回し蹴り。手数の少ない展開のなか、距離が近づくとボディロックからルーがテイクダウンに成功する。ケージに詰まったプリビエイロは腰が切れず、ルーのエルボーを顔面に受ける。プリビエイロはケージを足の指で挟んで腕十字を狙ったが、レフェリーに足を外されクローズドに戻る。
上体を起こし、やや強めのパンチを落としたルーが一度しっかりと抑え込む。残り10秒、潜ろうとしたプリビエイロの試みを潰し、パンチのラッシュを掛けたルーが初回をリードした。
2R、サイドキックを放ったルーは、距離を取りつつ右ローを蹴ってく。プリビエイロは左ローを返して、前に出るとクリンチの攻防となりルーがケージに押しこむ。プリビエイロの小手投げを潰して上を取ったルーが、左のパンチを連打して右につなげる。ハーフから潜りスイープ狙いのプリビエイロだが、頭を押して潰したルーがパンチを続ける。
殴られるプリビエイロはクローズドガードを取り、手首を掴んで守備一辺倒に。手首を振りほどいたルーが上体を起こしてパンチ、エルボーを落とす。プリビエイロは十字も防がれて鉄槌を落とされる。ルーはクローズドガードを取られるとエルボー、終了間際には起き上がって、肩を回すように左右のパウンドを落としプリビエイロを圧倒した。
最終回、ルーは後ろ回し蹴りを狙うが空振りに。左右のハイなど、勢いのある蹴りを見せたルーがサイドキック、左ミドルを続ける。ハイキックの空振り直後に、そのままサイドキックにスイッチするなどルーが完全に試合を支配する。さらにプリビエイロの右ストレートには半歩下がって、ミドルを狙うなどルーは綺麗な散打MMAを続ける。
残り90秒、プリビエイロはワンツーからローを蹴るが、距離を詰めることができず逆転が難しい状況に。前足でサイドキック、ハイを蹴り分け、コンビネーションを持つルーはプリビエイロのスピニングバックフィストにテイクダウンを合わせると、最後もしっかりとパウンドを纏めて勝利を決定的にした。
結果3-0でルーが判定勝ち、スタンドは散打、テイクダウンからパウンドも力強かったルーは、今後が楽しみなファイターだ。