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【Rebel FC08】日曜日の上海大会に摩嶋、郷野、坂野出場のレベルFCが次回大会でパイオニアを起用

Rebel FC08【写真】中国MMA界のパイオニアの上位カード揃い踏みは、今後のレベルFCの活動方針の指針となっているのだろうか……(C)REBEL FC

29日(日・現地時間)に中国・上海のケリーホテル・プードンでRebel FC07を行うレベルFCが早くも次回大会=Rebel FC08の概要を明らかとしている。


29日のレベルFC07では日本人3名が出場し、メインで坂野周平がRebel FCバンタム級王者アイディン・ジュマイに挑戦し、セミではフェザー級王者ホドルフォ・マルケスに摩嶋一整がチャレンジ、そしてベテランの郷野聡寛がアブラジルのアドリアーノ・バウビと対戦する。

次回大会=レベルFC08は広東省広州市のティエン(天河)体育館で行われ、同プロモーションでは初めて日本人ファイターの出場がない大会となる。いってみれば中国色が色濃くなった次回大会のメインにはライトヘビー級マッチ=リュウ・ウェンボーが出場しマルセーロ・テノリオと、セミではワン・サイ×コンスタンチン・リニクのミドル級戦が組まれた・

リュウ・ウェンボーは2006年12月にArt of Warでデビューした中国MMA界のパイオニアというべき存在で、その後はLegend FCでミドル級王者になり、同イベントの活動停止後はONE行きも噂されたが、中国の国内で同大会やWLF、Glory of Heroesなどでキャリアを積んできた。

一方、ワン・サイはAOW、レジェンドFCからPXCを経て、TUF CHINAの準優勝者としてUFCと契約も僅か1勝1敗でリリースとなり、その後はKunlun Fightを中心に4年間で15試合も経験を積み、14勝1敗という戦績を残している。現在8連勝中のワン・サイは32歳、リュウ・ウェンボーが34歳と円熟味を増した年齢に差し掛かっている。

中国MMA界のパイオニア世代をトップに据えたイベントは、今後はレベルFCの方向性に関係してくるかもしれない。

■ Rebel FC07対戦カード

<Rebel FCバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アイディン・ジュマイ(中国)
[挑戦者]坂野周平(日本)

<Rebel FCフェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]ホドルフォ・マルケス(ブラジル)
[挑戦者]摩嶋一整(日本)

<ウェルター級/5分3R>
アドリアーノ・バウビ(ブラジル)
郷野聡寛(日本)

<フェザー級/5分2R>
マルシオ・アンドラージ(ブラジル)
アントン・ラドコ(ウクライナ)

<フェザー/5分3R>
ルー・チェンホォン(中国)
ドミトロ・プリビエイロ(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
メモッシュ・ラザ(英国)
イゴール・グリツキェフ(ウクライナ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マテウス・シェフェウ(ブラジル)
コンスタンチン・アンドレイシュ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
リュウ・レンチェ(中国)
カルロ・アウレル(フィリピン)

<ヴェザー級/5分3R>
タン・ハイ(中国)
マリオ・シスムンド(フィリピン)

<フェザー級/5分3R>
レイ・ユー(中国)
ハン・クオチン(中国)

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