【KSW43】計量終了 上位陣は問題なし。注目の国際戦出場のソウィンスキとパークが体重オーバー
【写真】本計量から時間を経てなお、挑戦者のデュプレシーはキレまくりのボディを披露した。あまりリカバリーするタイプではないかもしれない(C)KSW
13日(金・現地時間)、14日(土・同)にポーランドはワルシャワのハラ・ストゥレチャで開催されるKSW43 「Soldic vs du Plessis」の公開計量が行われた。
生バンドの演奏をバックにスケールに乗り、フェイスオフを行うというKSW独特のパブリックウェイインの取りを詰めたのは、メインで12月に獲得したKSWウェルター級のベルトの初防衛戦に臨むロベルト・ソルディッチとチャレンジャードリキュス・デュプレシー。体重計の上では笑顔を浮かべていたデュプレシーが、フェイスオフになると一転、厳しい表情でソルディッチに詰め寄り、チャンピオンも一歩も引かず緊張感溢れる睨み合いが続いた。
現地で一番人気といっても過言でないロンドン五輪グレコ銅メダリストのダミアン・ヤニコフスキは、キャリア3戦目で英国のヤニック・バタディと対戦。フェイスオフで鼻と鼻がぶつけ合い、何やから言葉を続けるバタディにおしゃべり野郎だとゼスチャーで挑発し、最後は不敵な笑みを浮かべて離れた。
KSWヘビー級王座決定戦に臨むミハウ・アンドレシャクとフィル・デフリーズは当然のように問題なく計量を終えたが、注目の国際戦2試合=フェザー級のアルトゥル・ソウィンスキ×サラディーヌ・パルナス、ウーカス・レウツキ×ノーマン・パークのライト級戦はキャッチウェイトマッチになってしまった。
前者は元フェザー級王者ソウィンスキが、後者はパークが体重オーバーとなり、KSWの規定に則したペネルティが与えられ、それぞれが明日の試合に臨むこととなった。クレベル・コイケが王座奪回を狙うフェザー級、ライト級王者マテウス・ガフロフとの因縁に決着がついていないパークの体重オーバーは如何ともしたがないところだ。
■ KSW43計量結果
<KSWウェルター級選手権試合級/5分5R>
[王者] ロベルト・ソルディッチ: 76.9キロ
[挑戦者] ドリキュス・デュプレシー: 76.7キロ
<ミドル級/5分3R>
ダミアン・ヤニコフスキ: 84.2キロ
ヤニック・バハティ: 84.2キロ
<KSWヘビー級王座決定戦/5分5R>
ミハウ・アンドレシャク: 113.4キロ
フィル・デフリーズ: 120キロ
<フェザー級/5分3R>
アルトゥル・ソウィンスキ: 67.6キロ
サラディーヌ・パルナス: 66.3キロ
<ウェルター級/5分3R>
ミハウ・ミハウスキ: 77.4キロ
ダービッド・ザワダ: 77.4キロ
<ライト級/5分3R>
ウーカス・レウツキ: 70.7キロ
ノーマン・パーク: 72.2キロ
<バンタム級/5分3R>
カミル・セルバ: 61.5キロ
アントゥン・ラチッチ: 61.6キロ
<ライト級/5分3R>
マチェイ・カジェスコ: 70.8キロ
マチェイ・カリチンスキ: 70.7キロ