【UFC101】ライリー、ネルソンにリベンジ達成
■第9試合(スウィングバウト)ライト級/5分3R
アーロン・ライリー(米国)
Def.3R終了/判定3-0
シェーン・ネルソン(米国)
【写真】かつてはPRIDE武士道にも参戦しているライリー。今年3月に敗れたネルソンに、リベンジを果たした (C) ZUFFA
アンデウソン・シウバ×フォレスト・グリフィン戦の前にスライドされたライリーとネルソンのライト級戦。いきなり左ストレートをヒットさせたライリーは、ネルソンのテイクダウン狙いをカットし、再び左を顔面に打ち込んでいく。ヒザ狙いのネルソンに、ミドルを打ち込むライリーだが、ネルソンの首相撲からのヒザがライリーのボディを襲う。そのライリーの左ローを掴んでテイクダウンを狙ったネルソンに、ライリーも頭を前に突き出しすぐに立ち上がる。
逆に首相撲からボディにヒザを打つライリーは、続いて左エルボーを打ち込む。さらにネルソンの左ミドルをキャッチし、左ハイを打ち込むなどライリーが優勢に試合を進めた。
2Rになっても軽快に攻めるライリーは、ケージにネルソンを追い込みエルボーを放っていく。さらにライリーは近距離から左ハイをヒットさせ、直後にテイクダウンに成功。動きが止まったネルソンにライリーはエルボーを落としハーフから攻め続ける。
ここでブレイクが掛り、両者はスタンドで向き合うが、ネルソンのテイクダウン狙いを潰し、ライリーは首相撲でネルソンを寝転がし2Rを終えた。
最終回、パンチから抜群のタイミングでテイクダウンを仕掛けるが、ライト級では小さいネルソンの圧力が足らないのか、ライリーは苦もなく防御し、テイクダウンに成功。インサイドガードからコツコツとパウンドを落とし、左エルボーを見せるなど、そのままトップをキープしたライリーが大きなアクションもなく判定勝ちを収めた。