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【ONE63】ウィラチャイの連勝は6でストップ! ヤキャエフがテイクダウンで上回り判定勝利

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ラスル・ヤキャエフ(ロシア)
Def.3-0
シャノン・ウィラチャイ(タイ)

前に出るヤキャエフが左ロー。サウスポーのウィラチャイは、ケージを背負いながら回る。前に出たウィラチャイの左ハイを、ヤキャエフはブロック。両者、距離を探る展開が続き、レフェリーが口頭注意を与える。
再開後、ウィラチャイは左ミドルハイ。ヤキャエフはプレッシャーをかけていくも、手数が少ない。ウィラチャイは左のミドルハイ、右のサイドキックを繰り出し、ヤキャエフが出てくるとカウンターで右フックを狙うも、これはヒットせず。
手が出なくなったヤキャエフに対し、ウィラチャイは左ミドル。さらに顔面へ右サイドキックを放つ。ここでダブルレッグを仕掛けたヤキャエフ、シングルに切り替えてからバックを奪い、首に手が回りきったところで1R終了のゴングが鳴った。

2R開始早々、距離を詰めるヤキャエフ。ウィラチャイは右ロー、右サイドキックを放つが、ヤキャエフは構わず前に出る。
オーソドックスからサウスポーへのスイッチも見せるヤキャエフ。オーソドックスに戻し、ウィラチャイの左ストレートの打ち終わりに右ストレートをヒットさせる。
それでも手数が多いとは言えない両者に、レフェリーはイエローカードを提示する。
再開後、ヤキャエフは右ストレートを狙あったあと、足を使って回る。ウィラチャイの右フックは届かず、ヤキャエフは足を使いながら組み付こうとする。
反対にウィラチャイが組んでくると、ヒザを突き刺しながら離れると、素早くダブルレッグを仕掛けたヤキャエフ。ウィラチャイをケージに押し込んだ状態で2Rを終えた。

最終R、ウィラチャイの左ハイに右ストレートを合わせたヤキャエフは、そのままダブルレッグでウィラチャイをグラウンドに引きづりこむ。すぐさまバックに回ったヤキャエフはRNCへ。
ウィラチャイはこれをしのぎ、ガブられるも体を反転させて脱出。再びスタンドに戻る。
ウィラチャイが右フックを打ったところで組み付いたヤキャエフだが、ウィラチャイもすぐに離れる。ここで前に出始めるウィラチャイ。ヤキャエフの右ストレートとウィラチャイの右フックは、どちらも当たらず。
しかし残り30秒近くでヤキャエフの右がヒット。ウィラチャイも前に出るが、ヤキャエフは致命打をもらうことなく、試合終了のゴングを聞いた。

ジャッジは3者ともヤキャエフの勝利を支持。ヤキャエフは1年9カ月ぶりの勝利で、ウィラチャイの連勝を6で止めた。

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