【Arzalet FGC02】初回の猛攻で、ファティマが逃げ切る
<77キロ契約/5分3R>
セルジオ・ファティマ(ブラジル)
Def.3-0
クレイトン・カエターノ(ブラジル)
上背&リーチで上回るファティマが、まず右ストレートを当てる。カエターノもローを返すが、ファティマがワンツーから左ハイを蹴り込み、首相撲&ヒザ蹴り、さらにもう一発左ハイを蹴っていく。カエターノはたまらずテイクダウンを狙うも、切り返したファティマが上に。カエターノは立ち上がってダブルレッグでケージに押し込む。シングルを潰され鉄槌を打たれながらも、上を取ったカエターノだが、ファティマがキムラを仕掛ける。
かなりタイトに極められても耐えて、最終的に腕を抜いたカエターノがサイドで抑え込むと、頭を跨いで腕十字を狙う。ファティマのクラッチが頑強で、腕十字を諦めたカエターノはトップキープ。ここで初回が終わった。
2R、ファティマが右ストレート、右前蹴りを見せる。カエターノは左ローを返すが、右のアウトサイドローを蹴られる。初回と比べると、両者とも動きが落ちて様子見の展開が続くなか、ファティマがテイクダウで上を取る。カエターノは下から腕十字を仕掛ける。ファティマが腕を抜き、試合は3Rへ。
ワンツーで前に出るファティマが、カエターノのテイクダウンを切り、パンチを入れる。ファティマは左フックにダブルレッグをあわされるも、ワキを潜ってバックを取り、後方からパンチを入れる。スクランブルでスタンドに戻り、様子見のなかで再びカエターノがテイクダウンに成功するが、ファティマがトップを奪い返しタイムアップを迎えた。結果、初回にで打撃で猛攻をくわえたファティマの判定勝ちとなった。