【Bellator183】拮抗した展開から、左フックが火を吹きデイリーがラーキンをKO
<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー(米国)
Def.2R2分40秒by KO
ロレンツ・ラーキン(米国)
まずポール・デイリーが右ロー、前に出てくるラーキンに右ハイを狙う。そして左ローを蹴るデイリーは、つづいて右ボディストレートを繰り出す。ラーキンもローを返し、互いに間合いの取り合いとなり、ラーキンはローから前蹴りを入れる。ロー、後ろ回し蹴りと足技多用のラーキンが、細かいパンチのコンビネーションで前に出る。デイリーは左ボディストレートを放つと、ラーキンはローからフックを連打する。
右を被弾し、左の追い打ちを顔面に受けたデイリーが前に出てボディフックから右ハイ。ここでバランスを崩して下になったデイリーからパスを奪ったラーキンは、足を戻されてからパンチをまとめた。
2R、左ジャブで前に出るデイリー、ラーキンが左ハイを返すと、右を空振りさせて組みつく。ケージを背にしたデイリーが逆にテイクダウン狙いからヒザを突き刺す。デイリーは離れた直後にダブルレッグを仕掛けるが、テイクダウンは奪えない。続く打撃の間合いで右ロングを当てたデイリーは、クリンチ合戦からスピニングバックフィストで離れる。
これは空振りとなったが直後に、左フックがラーキンの顔面を打ち抜く。完全に足に来たラーキンをパンチのラッシュで沈め、デイリーがウェルター級タイトル戦線に生き残った。