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【UFC FOX25】ウェードが本領発揮、ペレスに組み勝つ

<ライト級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
フランキー・ペレス(米国)

いきなり跳び蹴りを見せたペレスに対し、ハイを繰り出したウェードが組みついてケージに押し込む。ボディロックからテイクダウンを奪ったウェード、ペレスはバタフライフックを潰され立ち上がり際にバックを取られそうになる。ウェードは右手を引きよせてペレスの背中をマットに着けさそうとし、これを嫌がったところでバックへ。

ペレスは立ち上がって胸を合わせると、逆にテイクダウンを狙いウェードに片ヒザをつかせる。ウェードはキムラクラッチから立ち上がるも小外掛けで倒される。今度はウェードがバタフライフック&ロックアップで立ち上がると、首投げでテイクダウンに成功し袈裟固めで抑え初回が終わった。

2R、ウェードが左ハイ、右ロー。ペレスはサークリング&スイッチを多用し、組まれる距離を取らないように戦いローを蹴っていく。ウェードは左フックを振るい、左ロー。ペレスが右を伸ばして、スッと距離を取り直す。ウェードの右ハイに続くテイクダウン狙いをかわしたペレスだが、ハイキックを受けそうになり、直後にボディロックテイクダウンを許す。下になったペレスが強引な逆三角のクラッチを見せるが、ウェードは頭を抜き上四方へ。ペレスのケージキックにも、しっかりと抑え込みを続ける。

サイドのウェード、ペレスはクローズドに戻し足を伸ばしヒップエスケープ&手をついて立ち上がろうとする。ダブルレッグでケージに押し込むウェードは、スイッチを潰してこの態勢を維持した。

最終回、ウェードの左にペレスは右クロス、そして右へ移動する。ペレスは右前蹴りに続き、ジャブを繰り出すもウェードが組みつく。体を入れ替えたペレスが離れ、右ミドルハイ。ウェードは左フックを振るい左ハイ。ペレスがここにテイクダウンを合わせるが、ウェードはギロチンからリバーサルに成功する。

ペレスはスクランブルでなく、クローズドガードを選択してしまう。残り2分30秒、やや乗り過ぎだったウェードだがバタフライスイープを防ぎ、担ぎパスを仕掛ける。ペレスは足を戻すし、ここからケージ際に移動。1分以上を要してようやく立ち上がったペレスがウェードをケージに押し込む。押し返したウェードは残り30秒でシングルレッグへ。ペレスはヒザを合わせ、アンクルピック&ダブルで組んでくるウェードに振りの大きなパンチをボディに落としたが、決定的な反撃とははならず。

直後にタイムアップとなりウェードが3‐0の判定勝ちを手にした。


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