【UFN112】ケビン・リーのRNCガッチリ。レフェリーが早すぎる??ストップ……
<ライト級/5分5R>
ケビン・リー(米国)
Def.1R4分37秒by RNC
マイケル・キエーサ(米国)
当然のようにタッチグローブは拒否した両者。サウスポーのキエーサにリーが左ローを蹴る。左ハイを見せたキエーサは左ストレートを当てる。続いて組み付いてテイクダウンも、リーはバタフライフックから立ち上がり、キエーサはギロチンへ。スラムするようテイクダウンしギロチンを解いたリーに対し、キエーサは三角クラッチも左腕を差し込んだリーがしっかりとポストし担ぎパス。嫌がったキエーサが背中を見せるとスタンドでバックマウントへ。
前転したキエーサのバックをキープし強烈なパンチを叩き込むリーがRNCへ。これはかわすも左右のパンチ、鉄槌を被弾し続けるキエーサ。さらにエルボーを頭部に受けながら立ち上がり、再び前転も、RNCをセットアップされる。
RNCクラッチから、ゲイブルクラッチに切り替えたリー。ここでレフェリーがストップ。しかし、キエーサはタップしておらず、落ちてもいない。「俺はタップしていない」と猛烈に抗議するキエーサ――あのままだと落とされたかもしれないが、落ちていなかったのは事実。これはレフェリー、マリオ・ヤマザキのミスジャッジだ。
「俺は何も危ない場面はなかったし、あと4Rも戦えた。レフェリーがストップしたから、攻撃を止めたんだ。再戦? 12月にデトロイト大会のヘッドラインでやろう。マイケルが今度は俺の地元に来れば良い」と勝者が語れば、キエーサも「ヒジを落として、逃げようとしていたんだ。ケビン――12月にデトロイトで再戦しよう」と返答。そしてケージサイドの母親に「I LOVE YOU」という言葉を送った。