【RFC38】代打出場のサントスが右ストレートでウィチョルを沈める番狂わせ
<ライト級トーナメント国際予選/5分3R>
トム・サントス(ブラジル)
Def.2R3分17秒 by TKO
ナム・ウィチョル(韓国)
左手を伸ばしてローを蹴るサントス。ウィチョルはシングルレッグでテイクダウンを狙うがサントスは倒れない。逆にサントスは離れ際に鋭いヒザ蹴りを突き上げる。
一旦距離が離れると、ウィチョルは右をフェイントにして左フックを打ち込む。ここから距離を詰めて組みの攻防になると、ウィチョルがテイクダウンに成功する。
ハーフガードで上になったウィチョルはしっかりとトップキープしてパンチを落とす。
サントスもクローズドガードに戻すが、下からの仕掛けや立ち上がる動きが少なく、ウィチョルがトップキープしたまま身体を起こしてパンチを落とす。ラウンド終了間際、ウィチョルは足関節を狙った。
2R、ジャブを伸ばしてプレッシャーをかけるサントス。リーチを生かした前蹴りでウィチョルに距離を詰めさせない。この展開が長く続き、残り2分、サントスの右ストレートがウィチョルの顔面を打ち抜き、ウィチョルがダウン。サントスがパウンドを打ち込むと、レフェリーが試合をストップ。
大会直前のマイク・ブロンゾウリスの欠場による代打出場だったサントスがウィチョルをKOする番狂わせを起こした。