【Invicta FC22】ペース争いが続き、エスキベルがベネットをスプリット判定で下す
<117ポンド契約/5分3R>
ジョディ・エスキベル(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ディアナ・ベネット(米国)
ベネットの体重超過でキャッチウェイト戦となった対戦。小柄なエスキベルに対し、ベネットが左ハイを見せる。左フックを入れたエスキベルをベネットが左ハイで突き放そうとする。エスキベルは引き続き左フックを繰り出し、右ローにつなげる。ベネットの左ミドルをキャッチしてテイクダウンに成功したエスキベルだが、腕十字に捉えられる。
腹ばいで左腕を伸ばしにかかったベネット、エスキベルは頭を跨いでエスケープを図る。ベネットがクラッチを解いたところで初回が終了となった。
2R、蹴りで間合いを図る両者。エスキベルは左でなく右フックを入れ、ベネットが自らの蹴りでバランスを崩して尻餅をついても、寝技を嫌がってかそこを付けこむことはない。右ストレートを多用するようになったエスキベル。ベネットが右から左ジャブを当てる。スタンドでの主導権争いは単発の蹴りやパンチがタッチする程度で大きな動きはなかった。
最終回、エスキベルの右ローにベネットがワンツーを当てる。テイクダウンに出なくなったエスキベルは、スタンドの打撃戦だけではリーチの差があり、飛び込んだところでカウンターを狙われてしまう。ベネットは左ジャブでエスキベルの前進は阻み、右ストレートを伸ばす。エスキベルは右ボディストレートを入れるも、どうしても攻撃は単発だ。
ベネットも蹴りが極端に減り、遠距離ボクシングマッチ時々キックという展開が続く。残り1分で組みを見せたエスキベルがヒザ蹴りへ。離れたベネットに左フックを打っていく。終盤、左フックを複数回当てたエスキベルがタイムアップと同時に両手を高々と掲げた。
結果、判定は割れ2-1でエスキベルに凱歌が挙がった。