【UFC98】“スクランブル出場”ソジンスキーが連勝
■第3試合 ライトヘビー級/5分3R
クリジストフ・ソジンスキー(カナダ)
Def.1R3分17秒/TKO
アンドレ・グスマォン(ブラジル)
【写真】これでUFC戦績を3連勝としたソジンスキー。一本勝ちが二つにKO勝ちというパーフェクトレコードを作っている (C)ZUFFA
鋭いローを放つグスマォンだが、ソジンスキーのパンチに真っ直ぐ下がってしまう。
直後にヒザ蹴りで反撃に出たが、オーソドックス(=グスマォン)×サウスポー(=ソジンスキー)の対戦らしく、何度となく急所打ちが起こり、試合がストップする。
左へサークリングを使うグスマォンの動きを制し、先回りするように行き足を止めさせたソジンスキーは、思い切り左右のストレートを打ちこむ。一瞬、動きが止まったグスマォンは右へ移動するが、ソジンスキーは追いかけてパンチを繰り出す。その後の連打は顔面を捉えることはなかったが、グスマォンが手を出そうとしたところで、抜群のタイミングで右ストレートを打ち抜いたソジンスキー。
しゃがみ込むように崩れたグスマォンにパウンドを連打すると、たまらずレフェリーが試合をストップ。TUF8の人気者ソジンスキーが、4月のUFC97(ブライアン・スタン戦)における関節技の一本勝ちに続き、打撃で勝利を挙げた。