【UFC98】吉田、UFC仕切りなおしの一本勝ち
■第2試合 ウェルター級/5分3R
吉田善行(日本)
Def.1R2分24秒/ギロチンチョーク
ブランドン・ウォルフ(米国)
【写真】この試合のためにグレッグ・ジャクソンMMAで練習を積んだ吉田。その成果がいきなり表れた勝利といえるだろう (C)ZUFFA
低い構えのウォルフが、右ミドルからパンチを放つも、距離を詰めた吉田が組みついてケージに押し込む。態勢を入れ替えたウォルフだが、吉田もすぐに入れ返す。二度、三度とケージを背にする両者。吉田はヒザ蹴りを見せるが、ここでもウォルフに態勢を入れ替えられてしまった。
しかし、ギロチンから引き込むようにマウントを奪い、そのままウォルフの首を絞めあげた吉田。ここでウォルフはタップしたが、レフェリーが見落とす……。首を取られたまま態勢を入れ替えられた吉田は、そのまま絞め続け、ウォルフの二度目のタップに対し、レフェリーに「タップだ」とアピール。2分24秒ギロチンチョーク、トップ入りを目指す仕切り直しの一戦で吉田はしっかりと一本勝ちを手にした。