【UFC98】ノヴァー敗戦もストップの仕方は??
■第4試合 ライト級/5分3R
カイル・ブラッドレー(米国)
Def.1R1分3秒/TKO
フィリップ・ノヴァー(米国)
【写真】このタイミングでストップは致しかたないが、殴っている選手と殴られている選手の間に割って入らなければ…… (C)ZUFFA
TUF8ベスト4のソジンスキーに続き、シーズン8ライト級準優勝のノヴァーが登場。まずはブラッドレーの左ジャブがノヴァーの顔面を捉える。鋭いローを返すノヴァーだが、飛びこんだところに右フックを浴び動きが止まる。直後の首相撲をブラッドレーに投げ捨てられ、キャンパスに頭部を打ちつけ、さらに強烈なパウンドを受けたノヴァー。シングルレッグを狙ったところでパウンドを受け、体が一度は完全に伸びきり、ここでレフェリーが試合をストップ。
そのままパウンドを続けようとしたブラッドレーに、ノヴァーはガードを取り直す。レフェリーは、試合と止めブラッドレーのTKO勝ちを宣言したが、勢いよくジャンプしながら立ち上がったノヴァーは戦えるとアピール。当然、試合が再開されることはないが場内からは大ブーイング。オープニングの不可解な判定、ウォルフのタップの見落とし。さらには、レフェリーが戦っている当人の間に入ることなく、後ろから抱きつくように試合を止めたため混乱を生んだ本一戦と、少しおかしな流れが続くUFC98だ。