【Grandslam05】大澤茂樹、レスリングの強さ見せ所英男と時間切れドロー
<グラップリング・ライト級/5分2R>
所英男(日本)
Draw
大澤茂樹(日本)
右手前の大澤が立ちレスの展開からダブルでテイクダウン、一旦背中をマットにつけた所が立ち上がる。所のシングルをいなし、おくってバックに回った大澤が大きくバックスローで投げ捨てる。バックコントロール狙いに足関狙いの所に対し、大澤は体をねじってトップキープ。一旦離れても、頭を抱えてしっかりと上を大澤が取り、所のアームロック狙いを防ぎつつ初回終了を迎えた。
2R、積極的に大澤を動かせにいく所だが、またもワキを潜られてバックを許す。アームロック、ヒール狙いを潰された所がハイガードから腕十字を仕掛けるも、大澤がしっかりと反応する。所のアームドラックから足関節に反応した大澤は、試合がスタンドに戻るとファイヤーマンキャリーでバック狙いの所をテイクダウン。
がぶった大澤に対し、バックを狙った所だったが逆にボディロックで下にされる。最後のスタンドの攻防で大澤がダブルを決め、攻勢のままタイムアップドローとなった。
関係者、対戦相手の岩崎に謝辞を述べた所は「ちょっと、全然叶わなかったのでもっともっと練習します」と語り、大澤は「フィジカルでは俺の方が強いと思ったけど、強かったです。極められそうになりました。今、Grachanという団体のチャンピオンですけど、他にも出ていきたいですし、Grachanも盛り上げていきたいです」と話した。