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【Grandslam05】山田哲也と対戦するチョ・ヨンジュン 「生々しい試合を見せます」

jo【写真】山田はゾンビのようなファイターと印象を語っていたが、ここにきてスタイル変更中であることが明らかになったチョ・ヨンジュン (C) GRANDSLAM

11月3日(木・祝)、東京都江東区ディファ有明で行われるGrandslam05で山田哲也と対戦するチョ・ヨンジュン。タイガー・ムエタイで修行を積んだ山田と対戦する韓流ファイターに──アンダードッグで終わらない意気込みを尋ねた。
Text by Choi the Korean Kidnapper Woo-Suk


──まずは自己紹介を簡単にお願いします。

「セン・ジム(SSEN GYM)所属のチョ・ヨンジュンです。1994年生まれでプロになって、今年で3年目です」

──MMAを始めるまでの格闘技歴は?

「高校の時にBJJと柔道を趣味で始めました。MMAは20歳からやっています。なのでBJJは6年ほどやって、今は紫帯を巻いています。韓国の大会ですが、4度ほど優勝経験があります」

──チョ選手はグラップリングが強いという印象がありますが、MMAでもやはり組み技重視なのでしょうか。

「いえ、殴り合いが好きです。勿論、寝技に自信がないわけではないのですが(笑)」

──戦績的には正直、厳しい状況が続いています。セミプロ時代にはトーナメントでも優勝をしていますし、ケガかなにか波に乗れない状況があったのでしょうか。

「そうですね。自分の口でいうのは、言い訳がましくて恥ずかしいですが、経験不足でした。多くの人が見ているプロの試合だから興奮し過ぎてしまって、スタミナをロスすることが多かったです。

ただし、敗北を繰り返したことで、自分の短所を把握することができました。これまでの敗北を糧にして、もっと良い選手になりたいと思っています」

──では今回の相手、山田選手の印象を教えてください。

「自分のキャリアの中では一番戦績が多い、経験豊富な相手だということは間違いないです。でも、ベテラン過ぎる感じがします」

──というのは?

「ラフファイトを嫌がるような印象があります。距離を取って隙を見て、テイクダウンへいく。確かに打撃も良いし、グラップリングもできる良い選手ですが、クリンチでプレッシャーを与えると自分にもチャンスがあると思います」

──チョ選手もROAD FCの試合を見る限り、カウンター狙いのパンチャーのように感じました。

「今、スタイルを変えている最中なんです。そのためにレスリングの練習やダーティボクシングでプレッシャーを掛ける練習に重点を置いています」

──スタイルを変えようと思った理由は?

「スタミナを効果的に使うためにです。師匠のソンさん(ソン・ウンシク=トルネード・ソン)からアドバイスされました。スタイルの変更には自分も満足しています」

──今回が初めての日本での試合ですし、興奮し過ぎないよう良い試合になることを期待しています。

「日本は初めてですが、ロシアで試合をしたことがあります。ただし、韓国のMMAファイターにとって、PRIDEのあった日本での試合は特別なものです。日本で活躍したいと誰もが思ってきました。大した戦績も残せていないにも関わらず、日本で試合をする機会を与えてくれたGrandslamの関係者の方に感謝しています。

韓国人ファイターらしく、生々しい試合を見せます。とにかく勝ちます。応援宜しくお願い致します」

■Grandslam05対戦カード

<フライ級/5分3R>
伊藤盛一郎(日本)
内藤頌貴(日本)

<70.3キロ契約/5分2R+EXR>
竹内幸司(日本)
鈴木淑徳(日本)

<グラップリング・ライト級/5分2R>
所英男(日本)
大澤茂樹(日本)

<ライト級/5分3R>
山田哲也(日本)
チョ・ヨンジュン(韓国)

<ライト級/5分3R>
星野大介(日本)
クイントン・アレンサ(南アフリカ)

<ライト級/5分2R+EXR>
上田厚志(日本)
高橋了介(日本)

<バンタム級/5分2R+EXR>
論田愛空隆(日本)
平田純一(日本)

<ミドル級/5分2R+EXR>
YOSUKE(日本)
降矢浩希(日本)

■ GRANDSLAM SURVIVOR対戦カード

<フェザー級/5分2R>
直人(宇留野道場)
増田浩一(日本)

<フライ級/5分2R>
西畑将武(日本)
崎川直起(日本)

<フェザー級/5分2R>
原田光(日本)
竹内拓人(日本)

<ライト級/5分2R>
門馬孝緒(日本)
猿山千里(日本)

<85キロ契約/3分2R>
モリシマン(日本)
橋本優(日本)

<ヘビー級/3分2R>
関幸一(日本)
長久保優(日本)

<ライト級/3分2R>
山田大典(日本)
桐部貴大(日本)

<フェザー級/3分2R>
山内雄輔(日本)
上原元(日本)

<フライ級/3分2R>
饒辺直也(日本)
細貝雄治(日本)

■ GRANDSLAM ROYAL対戦カード

<グラップリング・68キロ契約/5分1R>
藤田貴士(日本)
亀谷昌樹(日本)

<グラップリングルール/5分1R>
丸山帆波(日本)
小生ユキ(日本)

<フェザー級/3分2R>
柿内信太郎(日本)
岩田潤(日本)

<フェザー級/3分2R>
玉橋一宇(日本)
渡邊俊輔(日本)

<フライ級/3分2R>
砂田翔(日本)
藤原俊樹(日本)

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