【UFN33】アンドリュース右肩脱臼→ヘスターのTKO勝ちに
<ミドル級/5分3R>
クリントン・ヘスター(米国)
Def.2R5分00秒 by TKO
ディラン・アンドリュース(ニュージーランド)
TUFシーズン17出演者同士の対戦。下がりながら左ローを蹴り込むヘスターが、追いかけてきたアンドリュースに勢いのある右を打ち込む。ローから大きな振りの右を見せたヘスターが、首相撲からヒザで序盤から積極的に攻める。左を返したアンドリュースは組んで、ボディロックからテイクダウンへ。ハーフから時折りパンチを落すアンドリュースだが、ヘスターは上体を起こしリバーサルに成功する。アンドリュースのギロチンを凌いだヘスターが、トップを取りエルボーを狙う。アンドリュースは立ち上がると、残る30秒でボディロックから再びテイクダウンを仕掛けるが、これは同体になる。すぐに立ち上がった両者、体を低くしたアンドリュースが後方へのテイクダウンを成功し、初回が終わった。
2R、ヘスターのパンチは初回のようなスピードが見られないが、アンドリュースも慎重な立ち上がりに。と、右ストレートをアンドリュースが打ち込んだが、直後にテイクダウンを許してしまう。ハーフから左のパンチを連打し、エルボーを落すヘスター。バックを一瞬取られるも、胸を合せて立ち上がる。残り1分、ヘスターの右にアンドリュースも右を返すが体の軸を失ってしまっている。ヘスターもまた、蹴りを空振りにし尻餅をつくなど、両者ともスタミナに難が出てきた一戦は、最終回へ。と思いきや、アンドリュースは右肩を脱臼しており、ここでヘスターのTKO勝ちが決まった。