【RFC34】韓国のMr.Perfect=フェザー級王者チェ・ムギョムが実力未知数カズカンを相手に防衛戦
【写真】前バンタム級王者イ・ユンジュンが病により王座を返上した今、ROAD FCで最も完成度の高いファイターの称号を与えられておかしくないフェザー級王者チェ・ムギョムだ(C)MMAPLANET
30日(金・現地時間)、ROAD FCより11月19日(土・同)に中国河北省(ホーベイ)・石家庄(シーチャーチュワン)のホーベイ・ジムナシウム(河北体育馆)で開催されるROAD FC34でフェザー級王者チェ・ムギョムがトルコのムラット・カズガンの挑戦を受けることが発表された。
チェ・ムギョムにとっては3月にマルロン・サンドロに完勝して以来、8カ月振り──そして2度目の王座防衛戦となる。ミドル級王者チャ・ジョンファンを師事し、前回大会で根津優太に圧勝したキム・ミンウ、ライト級のキム・チョンピョらがチームメイトのチャンピオンは距離のコントロールに加え、インファイトにも力をつけ、まさに防御力も含めオールラウンダーといえる。特にフック系、オーバーハンド系の見切りは最高といっても過言でない目を持っている。
一方、トルコではモデルを務めるなど高い人気を誇るカズガンのMMAキャリアは2勝1敗1分というもの。本来は9月10日に阿部右京と対戦予定だったが、大会がスライドし佐々木信治×ブルーノ・ミランダという韓国人ファイターが絡まない試合が行われため、阿部はパク・ウォンシクと戦うことになり、カズカンの試合は消滅した。
そんな状況から一転し、フェザー級でベルトに挑むことになったカズガン。正直なところ3年振りの実戦復帰が今回のタイトル挑戦となり、この間の成長を踏まえてなお、余りにも実力は未知数というしかない。
今大会では既に川口雄介×アオルコロの無差別級戦と、ミランダ×キム・ウォンギ戦が発表されている。