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【TUF18】3Rに渡る肉弾戦、ダウン挽回したロショルトが制す

2013.12.01

<ヘビー級/5分3R>
ジャレッド・ロショルト(米国)
Def.3-0: 29-28, 29-28, 29-28
ウォルト・ハリス(米国)

サウスポーのハリスに対し、右ミドルを見せるD-1オールアメリカン3度獲得のロショルト。ジリジリと距離を詰めるハリスがワンツーを放っていく。ロショルトの右ミドルに、左ミドルで対抗するハリス。なかなかテイクダウンの間合いに入ることができないロショルトは、ワンツーで下がりミドルを受けそうになる。前に出て右を振るうロショルトはパンチを空振り、ハリスの左肩に頭から突っ込み動きが鈍る。直後にハリスの右フックを受けたロショルトがダウン。

立ち上ったロショルトに対し、ハリスはそれほど距離を詰めない。そのハリスの左をかわして、右フックを放つロショルトは、ここでも右ミドルを見せる。やや動きが落ちたハリス、左が相打ちとなると、距離を取りつづけたまま戦った。

2R、激しい打撃戦を繰り広げる両者。ロショルトは左から右を振って前に出ると、ハリスが鋭い左ミドルを見せる。ロショルトは構わず前に出て右ストレートからボディへのヒザを繰り出す。距離を取って前に突っ込んでくるハリスのプレッシャーに負けずパンチを返すロショルトだが、初めて見せたテイクダウン狙いは失敗。再び距離を取った両者、ハリスの左ストレートがロショルトの顔面を捉える。左フックから右ヒザを着き上げたロショルト、ハリスはガスアウトか動きが極端に落ちている。

残り30秒、ロショルトの右フックをヒットしハリスの動きが止る。ロショルトもここで間合いを取り直し試合は最終回へ。

シングルレッグでテイクダウンを奪ったロショルトが、細かいエルボーから左腕を差して、右のパウンドを落していく。右を差して上体を起こそうとしたハリスだが、ロショルトが潰しパウンドを落す。さすがにトップコントロールに強さを見せるロショルトは、勢いのあるエルボーでハリスを削っていく。背中をつけたハリスはテンプルにパンチを受け、エビを使っても足を戻すこともできず頭部にパンチを被弾し続ける。

潜れないハリス。エルボーを引き続き落すロショルトがアメリカーナへ。続いてエルボーを継続的に落すロショルトが、そのままトップから攻め続けた。3Rに渡る肉弾戦、ジャッジ3者とも29-28でロショルトを支持した。

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