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【TUF18】Ep.10 ハウス&チームで浮くジュリアナがサラにリベンジ

2013.11.29

Pena

【写真】ハウス内の不穏な空気も関係なく、チーム・テイトのファーストピックだったジュリアナ・ペニャがまずはフィナーレ進出を決めた(C) Photo Courtesy of UFC, Special Thanx to WOWOW

30日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで開催されるThe Ultimate Fighter 18 Finale。TUF8年の歴史で初めて女子が参加した今シーズン、第10週に行なわれたジュリアナ・ペニャ×サラ・モラス戦を振り返りたい。

<女子バンタム級/5分3R>
ジュリアナ・ペニャ(米国)
Def.2R3分31秒by ギロチンチョーク
サラ・モラス(米国)

左ジャブを出しながら、勢いよく前にでるジュリアナ。サラもローから左で抵抗するが、左ジャブから右ストレートを打ち込む。組みに行ったサラからテイクダウンを奪ったジュリアナは、足を畳んでパスを狙うも、クローズドガードに入れられる。ワキを締めて頭をつけるジュリアナは展開がなかなか作れなかったが、サラの三角絞め狙いを担いでハーフへ。ジュリアナは思い切り左のエルボーを落すが、サラもクローズドに戻す。

ケージにサラを押し込んだジュリアナが右のパウンドから立ち上がる。思い切り飛び込んでパウンドを連続で落とし、パスに成功したジュリアナ。サラがケージウォークから頭を中に入れるも、そこにエルボー、パンチを落す。ラウンド終了まで亀になったサラにパウンドを落したジュリアナが初回を制した。

2R、初回同様に粗いパンチの連打で距離を詰めたジュリアナが、組んでケージにサラを押し込む。ジュリアナはじっくり時間をかけて、小外刈りでテイクダウンを奪取。残り3分、サイドからパンチを落すジュリアナ。サラは厳しい展開が続くが、局面を打開できない。後方回転から亀になったサラだったが、足を取りに行くことなくもう一度ガードを取る。起き上がってパスを狙うジュリアナは、足を畳んでパンチ。右目尻をカットし流血に見舞われたサラが再び亀になり、体を起こそうとしたところでギロチンでタップを奪った。

昨年4月に公式戦でサラに敗れていたジュリアナが、リベンジを果たし決勝へ。チーム・テイト同士の対戦。しかもチーム内ではミーシャが、天真爛漫な振る舞いが目立つジュリアナばかりに構うと不平が渦巻いていたため、この勝利にトレーニングセンター内は静まり返ったまま。ただ一人、ジュリアナにも普通に接し一緒にトレーニングを積んでいたロクサン・モダフェリだけが彼女に歩み寄って祝福の言葉を送っていた。

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