【WSOF06】ピメンタウ、RNC~三角。見事なトランジッション
<フェザー級/5分3R>
アレッシャンドリ・ピメンタウ(ブラジル)
Def.3R3分05秒by 三角絞め
ジェイド・ポーター(米国)
キャリア12勝1敗のピメンタウ、サウスポーの構えからボーダーにプレッシャーを与え左ストレートを放つ。ケージの前から離れることができないボーダーに左ハイ、さらに左ストレートを伸ばす。ボーダーも右ストレートを返すが、直後に左ストレートから右、そして左からピメンタウがローを食らい出す。続けてローを受けるボーター、左ストレートは届かない。もう半歩踏み込みが欲しいピメンタウが、その半歩を詰めて左フックから組みついていく。ケージ詰め、クリンチでテイクダウンを奪ったピメンタウだが、ボーターもケージを背にしてすぐに立ち上がる。距離を取ったボーターに対し、再びケージに追い込んだピメンタウが左フックを打ち込んだところで初回が終了した。
2R、初回と同様に左のストレートを伸ばすピメンタウ。左ミドルをキャッチしたボーターがテイクダウンを奪うが、ローを蹴るだけで自ら距離を取る。スタンドに戻っても打撃で優勢というわけでないボーター、案の定ピメンタウの左を受け、ダブルでケージに押し込まれる。大内刈りでテイクダウンを奪ったピメンタウが、ハーフからパンチを入れバックへ
ボーターが立ち上がるが、ハーフバックを取る。ボーターは後方へエルボーを放ちキムラから、胸を合わせる。再び距離を取った両者、ボーターが右ボディストレート、ピメンタウはヒザ蹴りから左ローを蹴り込む。ボーターはシングルから右を打ち込むと、スッと距離を取り直す。2Rも詰め切れないピメンタウだった。
最終回、左ミドルを放つピメンタウ。左ミドルを受けたボーターが、ワンツーを返す。右の蹴りがないピメンタウ、左には回りやすい。そして、左に回るボーターが前に出てきたところで組むつき、投げからバックへ。バックマウントを取ったピメンタウはパンチを頭部に落とし、後方に倒れこみながらRNC――と思いきや三角絞めに移行して、タップを奪った。キャリア13勝目、WSOFで初勝利をピメンタウが挙げた。