【Bellator156】パルロ、スタミナ切らしアウェイ判定(?)でハニーカットに下る
<ミドル級/5分3R>
クリス・ハニーカット(米国)
Def.3-0:30-27.30^27.29-28
ミッケル・パルロ(デンマーク)
右をいきなり伸ばしたご当地ファイターのハニーカット、パルロも右を返し組みついていく。パルロは体を入れ替えるが、両者離れて距離を取り直す。左ジャブの相打ちの後、潜り込むようにハニーカットが組みつくも、パルロが態勢を変えて離れると右から左フックを当てる。続いて左ミドルハイから左ジャブを入れたパルロに対し、ハニーカットは下がり気味に、ハニーカットの大振りの右フックを当たらず、パルロの左ローと右ストレートがヒットする。シングルに出たハニーカットはテイクダウンを取れないまま離れてショートの連打を被弾。最後にバランスを崩す場面もあったパルロが初回を取った。
2R、左フックを打ち合った両者、続くフックの応酬からハニーカットがシングルレッグへ。自ら距離を取り直したハニーカットはどうにもテイクダウンが奪えない。ハニーカットは左ジャブを伸ばすが、パンチの威力はパルロが上だ。そんなパルロだが、パンチを入れながらも動きが鈍くなってきた、残り70秒となり疲れたパルロにハニーカットのワンツーがヒット。右を受けたスリップ気味に軸が乱れるようになったパルロ、微妙なラウンドだがハニーカットが取り返したか。
最終回、パンチで前に出るパルロがバランスを崩す。すぐに起き上がって飛びヒザを見せたパルロにハニーカットが組んでケージに押し込む。ダーティボクシングから離れたパルロが右オーバーハンドも空を切る。左ジャブの精度が上がったハニーカットに、パルロも手数は緩めない。両者疲れて動きが遅くなるなか、ハニーカットの回転バック拳も空振りに。このまま決め手のないまま試合はタイムアップに。
ジャッジの判断は30-27が2人もおり、ハニーカットがややホームタウンデシジョン気味の勝利を手にした。