【RFC30】石原裕基、チャンのアームロックを逃れるもTDを耐えきれず判定負け
<ライト級/5分2R>
アルバート・チャン(カナダ)
Def.3-0
石原裕基(日本)
距離を詰めて右フックを放っていくチャン。石原をケージに詰めてクリンチからヒザをボディに突き上げる。石原が離れると、パンチの交錯のなかでチェンの頭が石原に当たって試合が中断。再開後、チャンがシングルレッグから石原をケージに押し込む。石原も四つで組み勝ち、態勢を入れ替える。残り半分、再び体を入れ替えたチャンがヒザを続け、急所に入りまた試合が中断する。
リスタート後、チャンはパンチを振るって前進し、またもケージに石原をドライブ。石原は押し返すが、ここでついにテイクダウンを奪われてしまう。ハーフガードの石原に右のエルボーを落とし、左のパンチを入れたチャンがそのままトップをキープし初回を取ったか。
2R、左ジャブから右を伸ばすチェン。かわした石原はテイクダウン狙いを受け止めて、両ワキを差してケージにチャンを押し込む。ここでブレイクが掛かり、仕切り直しとなると即チャンがテイクダウンに成功する。ボディにパンチを入れ、アームロックを狙ったチャン。さらにパスガードからサイドを奪取する。ケージを蹴ってブリッジを試みた石原だが、潰され鉄槌を顔面に受ける。頭を跨いだチェンがキムラを仕掛けるも極めきれず。ここを逃れた石原が立ち上がる。ケージ際の攻防はブレイクが掛かり、最後の30秒へ。チャンは即シングルレッグからテイクダウンへ。石原はギロチンを狙うがチェンが頭を抜いて万事休す。このまま時間切れとなり、チャンが石原を判定で破った。