【UFC164】イム・ヒョンギュ、UFC入り後2戦連続TKO勝ち
<ウェルター級/5分3R>
イム・ヒョンギュ(韓国)
Def.1R3分58秒 by TKO
パスカル・クラウス(ドイツ)
ドイツ人ながらミルウォーキー在住のクラウスに声援が集まり、カン・ギョンホ同様にイム・ヒョンギュにブーイングが降り注ぐ。両者の右がクロス、イム・ヒョンギュの方が振りが大きい。と、イム・ヒョンギュの左フックがパスカルの顔面を捉える。続く、右ストレートの相打ちのあと、パスカルの右ローをキャチして払ったイム・ヒョンギュがテイクダウンを奪う。パウンドを落して、スタンドの攻防に戻ったイム・ヒョンギュに対し、パスカルの左フックがヒットする。
左ジャブが走るようになってきたパスカル、イム・ヒョンギュの反応がやや遅れだす。と、右の相打ちでパスカルがダウン、すぐに立ち上がったが足下がふら付いている。フックの応酬から、パスカルが組みつき、スタンドへ戻るとイム・ヒョンギュの左ヒザが顔面を打ち抜く。腰から崩れ落ちたパスカル、レフェリーが割って入りイム・ヒョンギュは、UFC入り後2試合連続TKO勝ちとなった。「凄くハードな練習をしたんだ。今日、来てくれた人達に感謝しています。サンキュー」と笑顔で語りケージを後にした。