【PXC38】テイクダウンのジョーンズ、最後は左フックでTKO勝利
【写真】3月大会で松本光史に秒殺されたジョーンズが、左フックでダウンを奪い、追い打ちのパウンドでタイタノを倒した(C)MMAPLANET
<ウェルター級/5分3R>
タイロン・ジョーンズ(グアム/米国)
Def.3R0分40秒 by TKO
マイキー・タイタノ(グアム/米国)
サウスポーのタイタノがアウトロー。左ミドルのフェイントからタックルで組みつく。ケージを背にしたジョーンズがヒザ蹴りを放つと、これがローブローとなる。ブレイク後、ジョーンズがインローを蹴ってジャブを当てる。組みつくタイタノだったが、ジョーンズが金網を背負わせて、頭を下げさせてヒザ蹴り。ダブルレッグでテイクダウンを奪う。立ち上がったタイタノをなおもケージに押し込むジョーンズ。タイタノの動きに合わせてバックに回ると持ち上げてテイクダウンする。タイタノはバックを取らせてアームロックを狙うが、ジョーンズがそれ潰してトップキープ。足を一本超えて鉄槌とヒジ打ちを落とす。タイタノはケージに背中を預けて立ち上がってパンチで突進。ジョーンズは組みついてケージに押し込むが、タイタノは体を入れ替えてパンチとヒザ蹴りを連打。ジョーンズが必死にタックルで組みついてケージまで押し込む。
2R、ジョーンズの前足にローを集めるタイタノが距離を潰してヒザ蹴り。テイクダウンを狙うジョーンズを突き放す。それでもジョーンズがパンチから組みつくが、タイタノはテイクダウンを阻止して首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。これでぐらついたジョーンズは必死にシングルレッグでしがみつき、アームロックを狙うタイタノを寝かせる。クローズドガードをとったタイタノはジョーンズの頭にヒジ打ちとパンチを打つ。トップを取ったジョーンズだが、タイタノの胸に頭をつける時間が長く、有効なパウンドはない。タイタノはジョーンズのパスガードをディフェンスしつつ、ケージに背中を預け、両手をマットについて立ち上がる。ジョーンズはバックをうかがいつつ、そのまま組みついて再びテイクダウンする。ガードをとったタイタノはジョーンズの右腕をすくうように両手で抱えてアームロック・スイープを仕掛けるが、外したジョーンズが足を一本抜いてハーフへ。パンチを落としたところでラウンド終了となった。
3R、左ストレートでプレッシャーをかけていくタイタノ。これで下がるジョーンズだったが、タイタノのボディにヒザ蹴りを突き刺すと、タイタノが下がる。パンチで追いかけるジョーンズが左フックを打ち抜くと、タイタノが金網際で崩れ落ち、レフェリーが試合をストップ。テイクダウン&トップキープで攻めていたジョーンズが最後はパンチでタイタノをマットに沈めた。