【Pancrse275】エトレシェフは乱打戦からRNCで高木を下し、ロシア勢3連勝
<ウェルター級/5分3R>
ビスラン・エトレシェフ(ロシア)
Def.2R3分40秒by RNC
高木健太(日本)
右に回るエトレシェフに左ローを入れる高木。高木はローを続け、4発、5発とエトレシェフの左足を蹴っていく。エトレシェフも右ローを返すが、高木は構わず左ローを続け、右ストレートを伸ばす。スピニングバックフィストに左を合わされたエトレシェフが引き込むようにダウン。高木はスタンドで待ち受ける。ここでエトレシェフの左目の下の傷のチェックのために試合が中断する。
再開後、高木は左ロー2発も左フックから右フック、そして首相撲からヒザを被弾する。反撃に出たエトレシェフを遮る高木の左ロー。高木はワンツーで前に出ると、エトレシェフはテイクダウンを失敗してガードを取る。日ありエルボーを入れた高木は蹴り上げに立ち上がり、続いて起き上がったエトレシェフと足を止めて打ち合いを見せる。
両手を広げて叫ぶエトレシェフは、右のロングを伸ばし左ローをキャッチしてバックに回る。キムラロックの高木、エトレシェフを後方回転からスクランブルとなりスタンドへ戻る。ヒザを入れた高木、飛びヒザはキャッチされてテイクダウンされたところで初回が終わった。10-9でジャッジ3者とも高木を支持した。
2R、左ローを続ける高木。エトレシェフは蹴りを見せるが、かなり体の軸が乱れるようになっている。そのエトレシェフが右オーバーハンドを伸ばすが、高木は焦らずワンツーを打ち込む。エトレシェフの右ローで高木がヒザを着くも、すぐに立ち上がる。しかし、続く高木の左ローがエトレシェフの急所に入り、試合は中断。再開後、両者が思い切りフックを振るうが、エトレシェフがダブルレッグでテイクダウンに成功する。
高木はヒールも足を抜いたエトレシェフが一瞬にしてマウントへ。パンチを落とされた高木はブリッジするが、エトレシェフがバックマウントからパンチ、そしてRNCを仕掛ける。やがて高木は右手でマットを叩き、ロシア勢が3連勝を果たした。