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【RFC28】初防衛戦に臨むミドル級チャンプ福田力「本当にキツイ試合になる。心に響くような戦いに」

Riki Fukuda【写真】引き締まった非常に良い表情を計量のときも見せていた福田力 (C)MMAPLANET

31日(日・現地時間)、韓国ソウルのチャンチュン体育館で開催されるROAD FC 28。同大会でチャ・ジョンファンの挑戦を受けるRFCミドル級チャンピオン福田力。

これまでとはラッシュ・タイプとはスタイルの違うチャレンジャーとの対戦を明日に控えた福田の心境を尋ねた。

――計量を終えた福田力選手です。チャ・ジョンファン選手は少し体が緩い印象がありました。

「そうですね、僕も緩いなと感じました。体を大きくしてきたような感じがあったので、80キロとかで一番動きやすい体重で来た方が怖かったですね」

――改めてどのような選手だと思いますか。

「距離設定が上手いですね。それとスタミナがある感じがします。爆発的に攻めてくるのではなく、ラウンドを重ねていくと削り合いとかの試合に強そうですね」

――これまでのROAD FCでの相手はガムシャラに攻めてくる感もありましたが、チャ・ジョンファンは考えて戦うタイプです。ただし、福田選手にも前に出て戦うという、積み上げてきたものもあります。

「アグレッシブに攻めるのは当然です。ただ、KO狙いとかっていうのは元々の自分の良さではないので。雑にならないよう、丁寧な試合を心がけます」

――気をつけたい攻撃はどこになりますか。

「変則的な間合いですね。これまで戦ったことのないタイプなので、そこにあまり捉われないようにしたいです。あとは組みの部分がどれだけ強いのか。これは組んでみないと分からないので……でも、楽な試合になるとは全く思っていないです。相手のペースになった時とかも、冷静に自分をコントロールして戦いたいです」

――RFCの採点方法が加点法に変わりました。その辺りは意識しますか。

「頭には入れましたが、選手としてどう戦術を変えるかなどはないです。今まで通り戦うなかで、寝技のブレイクは早くなるというのは頭に入れて戦います。相手もスクランブルを仕掛けてくると思うので、ホールドでしてブレイクを命じられるなら、立ってくる時に2発でも3発でも入れて削っていこうと思います」

――そういう意味でも動き続けるタフな試合になりますね。

「我慢比べになると思っています。絶対に厳しい戦いになります。こっちのことを研究してくるだろうし、組みだけでなく打撃も必要になってくる。本当にキツイ試合になると想定しています」

――その覚悟のほど、ファンに一言お願いします。

「全力で頑張ります。見ている人の心に響くような戦いにします」

■ROAD FC28対戦カード

<ROAD FCミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]福田力:84.15キロ
[挑戦者]チャ・ジョンファン:84.3キロ

<バンタム級/5分3R>
ムン・ジェフン:61.5キロ
根津優太:61.6キロ

<バンタム級/5分3R>
クォン・ミンソク:61.95キロ
アラテン・ヘイリ:61.9キロ

<女子アトム級/5分2R>
パク・ジョンウン:48.2キロ
リュウ・ジャオニ:48.45キロ

<フェザー級/5分3R>
キム・ヒョンス:65.9キロ
チョ・ヒョンオク:65.9キロ

■ Young Gun26 対戦カード

<フェザー級/5分2R>
ハ・テウン:65.85キロ
ヤン・ボー:65.95キロ

<ライト級/5分2R>
パク・チャンソル:70.45キロ
ルウ・カイ:69.9キロ

<ミドル級/5分2R>
チェ・インヨン:84.45キロ
チェ・ウォンジュン:83.8キロ

<バンタム級/5分2R>
ソ・ジンス:61.8キロ
ユン・ホヨン:61.8キロ

<フライ級/5分2R>
パク・ヨソプ:57.4キロ※再計量でパス
パク・スワン:57.25キロ

<バンタム級/5分2R>
キム・ヨングン:61.8キロ
イ・ユンジン:61.85キロ

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