【UFC165】9・21トロントでヌルマゴメドフ×パット・ヒーリー
【写真】トロント大会に興味深く、ライト級戦線に影響を与える一戦が組まれることとなった(C)GONGKAKUTOGI & MMAPLANET
22日(月・現地時間)、9月21日(土・同)にカナダはオンタリオ州トロントのエアーカナダ・センターで開催されるUFC 165 「Jones vs Gustafsson」の追加カードの発表があった。
メインでジョン・ジョーンズ×アレキサンダー・グスタフソンのUFC世界ライトヘビー級選手権試合が組まれている同大会。日本から山本KID徳郁も参戦し、アイヴァン・メンジバーと対戦、今週末のUFC163で組まれていたTUFシーズン10対決のブレンダン・シャウブ×マット・ミトリオーネ戦も、後者の負傷でリブックされている。
そんな注目度の高いトロント大会で新たに対戦が決まったのが、カビブ・ヌルマゴメドフ×パット・ヒーリーというライト級のマッチアップだ。ヌルマゴメドフは前回のエイブル・トゥルージロ戦こそ体重が落せずキャッチウェイト戦になってしまったが、これまでUFCで4連勝中、キャリア全体では20勝無敗という恐るべき数字を残している。
一方のヒーリーは4月にストライクフォースからUFCに復帰し、ジム・ミラーをRNCで下すも、試合後にマリファナの使用が発覚、勝利に加えて2つのボーナスも失ってしまった。禁止処分明け→即・試合出場、しかもヌルマゴメドフとの対戦は、UFC側のヒーリーへの期待の高さといえるだろう。コンバットサンボ流=打撃のあるレスリングを最大の武器とするヌルマゴメドフに対し、レスリングにMMAを戦うことで打撃を加えたヒーリー。勝負の鍵はどちらがバックを制するか。そんな戦いになりそうだ。