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【Invicta FC15】サイボーグ、余裕しか感じられない4度目の王座防衛。「次? 私は誰も怖くない」

<Invicta FC女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
Def.1R4分58秒by KO
ダリア・イブラギモワ(ロシア)

いきなり右フックを振るってシングルレッグに出たイブラギモワ。サイボーグは一度ヒザを着いたがすぐに立ち上がり、ケージを背にして片足を取られた状態でパンチ&エルボーを放っていく。イブラギモワが足を払ってもテイクダウンを奪えず、細かいヒザを入れるが足をキャッチしたままでパンチとエルボーを頭部と顔面に受け続ける。

再びヒザをついたサイボーグだが、ここもすぐに立ち上がって。残り2分前に離れたサイボーグはボディフックから首相撲にイブラギモワを捉えヒザを連続で突き上げる。背中を向けて離れたイブラギモワに対し、サイボーグは慌てずパンチで追い込む。右ハイキックを潜り込むように逃れたイブラギモワが再びシングルレッグへ。ここでもパンチを被弾しながら足をキャッチし続ける。ようやく倒しても、すぐに立ち上がったサイボーグが蹴りを狙うとイブラギモワが急ぎ距離を取り直す。と、イブラギモワが向き合った直後の右にサイボーグが右フックを合わせる。この一発でマットに崩れたイブラギモワにパウンドを連打しKO勝ちを決めた。

右足の親指から流血していたサイボーグだが、全く意に介さず余裕しか感じさせない4度目の王座防衛だった。「来てくれる皆のためにハードトレーニングを積んだ。寝技でも構わないけど立ち技の方が好きだから。次? フェザー級で戦い続ける。スーパーファイトなら構わない。誰も怖くない。でも、私は大きいからバンタム級には落とせない」と語った。

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