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【Bellator144】決戦の地入りしたISAO 「どのポジションでも油断せず。スパスパスパっと」

ISAO【写真】アメリカンなムードのなかでのISAO (C)INFY

23日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator 144「Halsey vs Carvalho」でISAOがベラトール、そして米国初戦を迎える。SPECIAL THANKS to INFY

ゴイチ・ヤマウチと対戦する彼は、この試合に備えてカリフォルニアのチーム・オーヤマで調整を続けてきた。そして、決戦の地コネチカット州アンカスビルに入ったISAOの声を現地からお届けしたい。

──ベラトール・デビュー戦が直前に迫ってきました。今の気持ちを教えてください。

「もうすぐに試合なのでしっかりと調整し、体重を落としてリカバリーし、試合で爆発させたい。そういう気持ちです」

──試合の地、アンカスビルは相当な田舎町ですが、試合前に困ったことなどないですか。

「今のところスーパーとか買い出しに連れて行ってもらって、その時に必要なモノは買えていますので大丈夫です。調理器具も自分で持ってきているので、自炊して栄養面も気を配って摂取しています」

──今回もチーム・オーヤマで練習をし、この試合に備えてきました。どのような点に重点を置いて練習してきましたか。

「チーム・オーヤマでは全て、偏らずMMAの練習をしてきました。全てを出し切ることができれば、良い結果は自ずとついてくると思います」

──この間の練習で、一番伸びた点はどこだと思いますか。

「また新たにスタンドでもレスリングでも、寝技でも技術を教えてもらえたので、そこを出していきたいです」

──このところ、レスリング重視の試合が増えました。反面、思い切りの良い打撃を出しにくくなっているようなきらいもあります。この辺りのことをどのように考えていますか。

「最近、判定での試合が多くなっていますね……。もちろん、相手のレスリングが強くなればスパッと勝てる試合が少なくなると思うんですが、余りに気にせず打撃で仕留めることができれば打撃で。寝技で仕留めることができれば、寝技で仕留める。そんな風に戦いたいです」

──レスリングが強化され、またのびのびとした打撃が出せる段階になってきましたか。

「全てに自信を持っていれば打撃も自信を持って打てるので、良い方向に向かっています」

──ゴイチ・ヤマウチ選手は背中をべたっとつける柔術的な動きから、一本を狙う試合が目立ちます。改めて印象をお願いします。

「多分、ゴイチ選手はそういう動きに自信を持っているので、そこから仕留めていく。そういう試合がいくつかありました。ただ、寝技だけでなくスタンドも強いので、立ち技でも寝技で上になっても油断しないように戦っていきたいです」

──特に注意する点はどこでしょうか。

「スタンドでも寝技でも凄くアグレッシブなので、試合を決めに来る選手です。特に寝技ですね、だからどこのポジションにいても油断しないことですね」

──この試合で見てほしいという点があれば教えてください。

「初めて米国で試合をするので、インパクトの残る試合、皆が盛り上がる試合をしたいです」

──ベラトール・フェザー級戦線、どのファイターが気になっていますか。

「このレベルになってくると、どの選手もメチャクチャ強いので特に一人ということでなく、でもトップ戦線には上り詰めたいです。なので今回の試合に勝って、次はさらに上にいる選手、トップファイターの誰とでも戦いたいです」

──王者パトリシオ・フレイレに挑戦するまで、何試合ぐらいで到達したいですか。

「フレイレ選手は凄くアグレッシブで、見ていても面白い選手ですね。打撃が強い。挑戦できるまで何試合必要かは僕には分からないですが、2、3試合スパスパスパと勝てば行けるんじゃないかと思います(笑)」

──日本の大晦日大会、RIZINはベラトールとも協力しています。昨年に続き、大晦日に出場という気持ちはありますか。

「そうですね、日本の格闘技もまた盛り上げたいという気持ちがあるので興味があります。声が掛かれば、考えたいです」

──では最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

「初めて米国で試合をするのですが、日本人の強さとパンクラスのチャンピオンだったので、パンクラスのチャンピオンの強さを米国のファンに見てもらって、しっかりと結果を残したいと思います。応援よろしくお願いします」

■ Bellaor144対戦カード

<Bellator世界ミドル級王座決定戦/5分5R>
ブランドン・ホージー(米国)
ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ブレナン・ワード(米国)
デニス・オルソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ISAO(日本)
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
チャーリー・オンテベロス(米国)

<フェザー級/5分3R>
マット・ベセット(米国)
ケヴィン・ロディ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マット・シーカー(米国)
ジェレミー・ホロウェイ(米国)

<150ポンド契約/5分3R>
ピート・ロジャース(米国)
マリウス・エナチェ(米国)

<バンタム級/5分3R>
キン・モイ(米国)
ウォルター・スミス・コティト(米国)

<フライ級/5分3R>
ビリー・ジオバネラ(米国)
ブランドン・ポルカー(米国)

<165ポンド契約/5分3R>
キーナン・レイモンド(米国)
ダミエン・トライツ(米国)

<ライト級/5分3R>
サム・ワトフォード(米国)
TJ・ヘップバーン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
イリヤ・コタウ(米国)
ケムラン・ラチーノフ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ケビン・ハーレイ(米国)
マイク・ジケリ(米国)

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