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【UFC FX08】激しいスクランブル合戦はチアゴが制す

2013.05.19

<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ(ブラジル)
Def.3-0: 29-28, 29-28, 29-28
ミシェウ・プラゼレス(ブラジル)

左ジャブを伸ばすチアゴ、ミシェウは左ハイ&右ローを蹴っていく。ミシェウは組みついて怒涛の寄りからケージにチアゴを押し込むと、腰をコントロールしてバックへ。胸をなかなか合わすことができないチアゴだが、ミシェウの強引な寄りに体重を浴びせて一度はテイクダウンを奪うが、クリーンテイクダウンを奪えない状態が続いた。

2R、激しい組み合いが続き、ついにミシェウがトップを奪取するがチアゴがリバーサルで上を取り返すとパウンドを落しながら、印象点を稼いだ。最終回、これまでの組み合いから一転、両者が打撃を積極的に使いミシェウが左ストレートを伸ばすと、チアゴは近距離でヒザ蹴りをボディに突き上げる。ミシェウが差し上げテイクダウンを狙うが、ケージに詰められたチアゴはヒザ蹴りから距離を取り直す。

チアゴのアッパーに、右オーバークロスを被せ、さらに左フックを打ち込んだミシェル。チアゴは変則的な右ハイキック=ブラジリアンキックを繰り出す。残り1分、互いにローを蹴り合うとミシェルが右から左のワンツーフックをヒット。距離が近づきチアゴはヒザ蹴りから、跳ね腰を狙うもケージに押し込まれてしまう。直後にボディロックからテイクダウンに成功したチアゴは残り15秒でニアマウントへ。最後はサイドに回り込んで、ミシェウの右手を左ヒザで押しつけ自由を奪ったチアゴの判定勝ちとなった。

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