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【RFC12】小見川道大、復活の狼煙は韓国クォン・ベヨン戦から!!

2013.05.14

RFC12 Featherweight tournament

【写真】上段左から豪快な跳びヒザを見せるクォン・ベヨン。韓国で新たなるチャレンジに踏み出し復活を賭す小見川道大。下段左よりキル・ヨルボックのチョー豪快なバックスープレックスとフェザー級転向を果たすアームバーキム(C)OFC, GONGKAKUTOGI & MMAPLANET

14日(火・現地時間)に韓国のROAD FCから6月22日(土・同)に開催される次回大会=RFC12からスタートを切るRFC初代フェザー級王座決定トーナメント1回戦のカードが発表された。ウォンジュ市チアク体育館で行われる同大会は、日本MMA界とますます関係を深める小見川道大と梅田恒介の出場も明らかとなった。

昨年、UFCをリリースされ大晦日の大一番=川尻達也戦に敗れた小見川が、次なるステージに選択したのはRFCだった。「強い相手と戦いたかった」と小見川は、RFC出場理由を語る。その小見川の対戦相手は、このところOFCを主戦場にしていたクォ・ベヨンだ。4月に久米鷹介を破ったナム・ウィチョルの同門チーム・パシ(パシー)所属、現OFC世界フェザー級王者ホノリオ・バナリオから一本勝ちも収めている――小見川の望む実力者だ。

09年8月のFMC出場以来、3年9カ月振りの韓国での試合となる梅田は、ライト級から階級を下げてきたアームバーキムことキム・チャンヒョンと対戦する。トーナメント参加8選手中、韓国人ファイターが5名、日本人が2名、残る1人はオランダから参戦するフバート・ジェヴァン。日本では名前の知られていないファイターだが、GLORY所属のジェヴァンは、マルタイン・デヨングの教え子で19歳。MMAキャリアは2勝1敗ながら、キックでは30勝4敗4分という戦績を残している。5月10日に行われたドバイFCではライト級で出場し、ウクライナのカザン・マリモフをRNCで破ったばかりだ。

そのジェヴァンと戦うキム・ウォンギはMMAストーリー所属で、昨年9月にRFCライト級王座決定トーナメントに出場し、イ・ヨンジェにTKO負けを喫し、階級を下げるとも同トーナメント出場となる。1回戦残りの1試合は、キム・ヨンボック×チェ・ムギョムという韓国勢同士の顔合わせとなる。キル・ヨンボックはDEEP参戦経験もある元グレコローマン・レスラーで戦績は4勝2敗、豪快なバックスープレックスでファンを魅了してきた。

RFCジョン・ムンホン代表率いるチーム・フォース所属のキル・ヨルボックと対戦するチェ・ムギョムはキム・ウォンギ同様MMAストーリーに属するファイターで日本、台湾、カザフスタンと国際経験も豊富なファイター。ただし、キル・ヨンボックの地元ウォンジュでのファイトだけに苦戦が予想される。

なお、今大会よりRFCでは女子MMAも解禁し、その第一弾に日本の吉田正子が出場することも決まっている。「急激に力を付けている韓国人ファイターと、韓国で対戦することはチャレンジ」と小見川は言うが、彼の言葉は多くの日本人選手に当てはまるような勢いを見せるRFC。吉田の対戦相手及び、この他複数名出場する予定の日本人ファイターなど、詳細は近日中に発表される見込みだ。

■RFC11 フェザー級王座決定トーナメント1回戦対戦カード

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
小見川道大(日本)
クォン・ベヨン(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
梅田恒介(日本)
キム・チャンヒョン(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
フバート・ジェヴァン(オランダ)
キム・ウォンギ(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
キル・ヨンボック(韓国)
チェ・ムギョム(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T補欠戦/5分2R>
ホ・ユン(韓国)
チョ・ビョンオク(韓国)

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