【UFC159】ストライクフォースからGSPならぬOSP参戦!!
【写真】ストライクフォースで挙げた6勝中、5試合が判定勝ち。試合が決まってもおかしくないところで詰めの甘さを見ていただけに、その部分を克服すればUFCでも上位進出してもおかしくない身体能力を持つOSPだ (C)MMAPLANET
27日(土・現地時間)、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催されるUFC159「Jones vs Sonnen」には、引き続き好調子を保つ旧ストライクフォース勢が4名出場し、2度目のストライクフォース勢同士の顔合わせも実現することとなった。
今年1月の活動停止以来、大挙UFCに戦場を移すこととなったストライクフォース勢、女子戦と旧ストライクフォース勢対決となった1試合を除くと、出場した6大会で10勝9敗と勝ち越している。世界最高峰の舞台=UFCで、「もし、UFCだったら」と常に「If」という評価がついて回ったストライクフォース・ファイター達は、実に立派な戦績を残している。
そんな元ナンバーツー・プロモーションからの移籍組で、ROCヘビー級王者からストライクフォース参戦を果たし、ライトヘビー級に戻してからは3勝1敗と好調さをキープしていたジャン・ヴィランテは、スーパーフィジカルファイター=OSPことオヴァンス・サンプレーと対戦する。
パンチ合戦に脆さを見せるも、蹴り技やサブミッションを織り交ぜた寝技が武器のヴィランテは、ライトヘビー級のシーク・コンゴというべき身体能力の高さを誇るOSPと戦うこととなった。OSPはストライクフォースでは6勝1敗、その黒星はゲガール・ムサシにつけられたもの。一時はプロフットボーラーを目指したスーパーアスリートのOSPは、格闘技的にはレスリングがベースで、高いテイクダウン能力を誇る。その一方でテイクダウン後にフィニッシュに結び付けられないことや、ポジションを失うという悪い癖も持っている。
スタンドの迫力、テイクダウンまでのOSPだが、その後の試合展開に進歩の跡が見られなければ、ヴィランテの関節技に仕留められる可能性が高くなる。フィジカルだけでいえば、フィル・デイビス級の体格を誇るOSPだけに、勝負どころの詰めと終盤のスピードが求められる。
■UFC159対戦カード
<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ジョン・ジョーンズ(米国)
チェール・ソネン(米国)
<ミドル級/5分3R>
マイケル・ビスピン(英国)
アラン・ベルチャー(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン(米国)
シーク・コンゴ(フランス)
<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイビス(米国)
ヴィニシウス・マガリャエス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
パット・ヒーリー(米国)
<バンタム級/5分3R>
ブライアン・キャラウェイ(米国)
ジョニー・ベッドフォード(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジャン・ヴィランテ(米国)
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン(米国)
シーラ・ガフ(ドイツ)
<ライト級/5分3R>
ルスタン・ハビロフ(ロシア)
ヤンシー・メデイロス(米国)
<フェザー級/5分3R>
レオナルド・ガルシア(米国)
コーディ・マッケンジー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ニック・カトーネ(米国)
ジェイムズ・ヘッド(米国)
<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・サイラー(米国)
カート・ホロボウ(米国)