【RFC11】寒空のソウルの公開計量で、選手は足がガタガタ……
【写真】寒空のなか行われたパブリック・ウェイイン。多くのソウル市民が足を止め、日本語の声援も飛んでいた (C)MMAPLANET
明日、13日(土・現地時間)にソウルのオリンピック・ホールで開催されるRFC11のパブリック(モック)計量が12日に東大門(トンデムン)で行われた。
最低気温2度と日本と比較すると、朝晩は真冬を思わせるソウルの街で、午後7時から始めった公開計量には数多くのファンが訪れた。とはいっても、外気温が10度を下回ろうとかというなかでのお披露目に、海外から訪れた選手の多くが足をガタガタと震わせていた。
ヤングガンズ出場選手はモック計量をフェイス・トゥ・フェイスの写真撮影までだが、メインカード出場ファイターたちは、衣服を付けないままでインタビューが行われ、寒さという敵と戦っていた。そんななかミノワマンは、寒さに口が悴んでしまったのか、「命がかけ、命をがげ、命を賭けて戦う」と噛みまくりのコメントとなってしまい陣営から「噛み過ぎだ」という野次が起った。
参加選手はみな、午前中に本計量を済ませており、モック計量後に体重を落とすという事態はあり得ないが、それでもトルコのムラット・ハズガンとイ・ヒョンソンが胸を突きあうなど熱くなる場面が見られた。
以下、モック計量を終えたヨアキム・ハンセン、久米鷹介、そしてヤングガンズ出場の佐藤将光のコメントだ。
ヨアキム・ハンセン
「とても寒かった。ベリー・コールド。でも、`RRIDEの大晦日大会の前日のようだったよ。対戦相手も気合が入っていたようだったし、とても人気があったね。でも関係ない。明日はベストを尽くして戦うよ。韓国のファンも凄くMMAに理解があるようだしね」
佐藤将光
「練習してきたことを出し、集中してじっくりと対応して戦いたいです。今回で4度目の韓国での試合ですし、リズムにもケージにも慣れてきました。計量前日に開催地入りできるのも有難いです。なんとか、明日は2試合戦って決勝に残りたいです。決勝になると、日本人(アラン・ヨシヒロ)と戦うことになるかもしれないですが、そういうことは何も意識せずに戦います」
久米鷹介
「寒かったです。足がガタガタ震えていました(笑)。計量のときに目の前でナム・ウィチョル選手を見て、やはり強い選手だと思いました。明日はここまでやって来たことを全て出して、挑戦者のつもりで全力を尽くして戦います。日本からたくさんの人が応援に来てくれるので、皆に喜んでもらえる結果になるように頑張ります。キスの味? いえ、突っ込んでくることは分かっていたので、あの瞬間、口をずらして唇だけは譲らなかったです(笑)」
<RFCライト級T決勝/5分3R>
ナム・ウィチョル(韓国)
久米鷹介(日本)
<フェザー級/5分3R>
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー)
ソ・ドゥウォン(韓国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ティエリー・ソクジュ(カメルーン)
ウィ・スンベ(韓国)
<ミドル級/5分3R>
ミノワマン(日本)
ソン・ヘソク(韓国)
<ウェルター級/5分3R>
ルイス・ラモス(ブラジル)
チャ・ジョンファン(韓国)
<ライト級/5分3R>
ムラット・ハズガン(トルコ)
イ・ヒョンソク(韓国)
<RFCバンタム級T準決勝/5分3R>
第5試合の勝者
第4試合の勝者
<RFCバンタム級T準決勝/5分3R>
第3試合の勝者
第2試合の勝者
<RFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
イ・ユンジュン(韓国)
キム・ホジュン(韓国)
<RFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
アラン・ヨシヒロ(日本)
ソン・ミンジョン(韓国)
<RFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
クァク・ミョンシク(韓国)
ホン・ジュンギ(韓国)
<RFCバンタム級T準々決勝/5分2R>
佐藤将光(日本)
ムン・ジェフン(韓国)
<RFCバンタム級T補欠戦/5分2R>
イ・ギルウ(韓国)
キム・ソンジェ(韓国)