【UFN76】中村K太郎がストラッサー起一に代わり、リー・ジンリャンと対戦!! 6年7カ月振りのオクタゴン
【写真】思わぬ形で念願のUFC再出場が決まった中村K太郎、8年越しのオクタゴン初勝利に期待したい(C)MMAPLANET
27日(木)、9月27日(日)にさいたま市中央区さいたまスーパーアリーナで開催されるUFC Fight Night Japan=UFN75に中村K太郎が出場し、リー・ジンリャンと対戦することが正式発表された。
当初の予定ではストラッサー起一が、リー・ジンリャンと対戦予定だったが練習中の負傷で欠場が確定し、その代役としてK太郎に白羽の矢が立った。裸十段という異名を持ち、そのバックチョークの強さは絶対、2009年のADCCサブミッションレスリングでは77キロ級で4位入賞も果たし、かつボクシングセンスも以前から絶賛されていたK太郎。7月には悠太を下しDEEPウェルター級のベルトを奪取した試合ではサウスポーからオーソとサウスポーの2つの構えを操り、進化した姿を見せていた。
2003年12月にDemolitionでドローデビューも、以来K太郎は一つの引き分けを挟んで13連勝で3年後にはUFCに出場を果たしている。しかし、ここで世界の壁にぶつかりUFCでは3戦3敗でリリースされた。その後は国内ではDREAM、戦極、修斗、VTJ、そしてDEEP、アジア太平洋地域ではLegend FCやPXCを舞台に14勝3敗1NCと戦績を積み上げ、通算28勝(※UFC参戦中にCage Forceで1勝を挙げている)6敗2分1NCとしている。
世界を目指しライト級に落とした時期もあったが、減量苦でウェルター級に戻して以来、さらに動きは良くなっている。DEEP王者というだけでなく、ウェルター級で岡野裕城、鈴木信達、佐藤洋一郎、ライト級で下石康太に勝利しており、代役出場でなくともUFC再登場が期待されていた。実に6年7カ月振りのオクタゴン出陣となるK太郎の対戦相手は中国ウェルター級のトップ、UFC戦績は2勝1敗の元Legend FCウェルター級王者だ。
散打出身の中国人ファイターに多く見られるフック系からクリンチや足払いにも強さを発揮する荒々しさも売りの選手に対し、綺麗なファイトが信条のK太郎がどのような戦いを見せるか。ストラッサーの欠場は残念だが、新たな楽しみも増えたK太郎の再出陣だ。
■ UFN75対戦カード
<ヘビー級/5分5R>
ロイ・ネルソン(米国)
ジョシュ・バーネット(米国)
<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール(米国)
ゲガール・ムサシ(オランダ)
<フライ級/5分3R>
チコ・カムス(米国)
堀口恭司(日本)
<バンタム級/5分3R>
ジョージ・ループ(米国)
水垣偉弥(日本)
<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
中村K太郎(日本)
<バンタム級/5分3R>
マット・ホバー(米国)
山本KID徳郁(日本)
<ROAD TO UFC JAPANフェザー級T決勝/5分3R>
TBA
TBA
<フェザー級/5分3R>
ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)
菊野克紀(日本)
<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
ニック・ハイン(ドイツ)
<ライト級/5分3R>
ケイジャン・ジョンソン(カナダ)
小谷直之(日本)
<ウェルター級/5分3R>
ロジャー・ザパタ(米国)
安西信昌(日本)