【UFC FX08】4試合が追加発表。ディアス×ガンバーリャンも
【写真】キャリア唯一の敗北が、韓国のナム・ウィチョル戦。4月に久米鷹介とRFCライト級王座決定戦に出場するファイターとの試合以外で、21勝を挙げている。しっかりとトップコントロールできる選手だ(C)PVT
20日(水・現地時間)、5月18日(土・同)にブラジルはサンタカタリーナ州ジャラグァドスウのアレーナ・ジャラグァで開催のUFC FX08 「Belfort vs Rockhold」で組まれる4試合のカードが発表された。
まず1月のFX07のエジソン・バルボーサ戦でスクランブル発進、TKO負けを喫したアドリアーノ・マルチンスが、ジェレミー・ラーセンと対戦。ともにUFC1敗の戦績だけに、生き残りが掛かった試合となる。昨年6月以来、約11カ月ぶりのオクタゴン二戦目を迎えるハクラン・ディアス。ノヴァウニオン所属で21勝1敗1分という驚異的なレコードの持ち主は、マニー・ガンバーリャンと対戦することが決まった。
ディアスは昨年12月のFX06 =豪州大会でチャド・メンデスと対戦予定だったが、肩の負傷で欠場し、ガンバーリャンも2月のベガス大会でメンデスとの対戦が決まっていたところ、親指を怪我し試合をキャンセルしていた。ある意味、負傷でメンデス戦を避けた者同士の一戦、フェザー級トップ集団入りを掛けた対戦である。
ブラジル勢同士の対戦となったのが、バンタム級転向2戦目となるユーリ・アルカンタラとマルコ・ヴィニシウス。ヴィニシウスは昨年12月のTUF16フィナーレでジョニー・ベッドフォードにKO負けして以来、5カ月振りの復帰戦でUFC2勝目を目指す。アルカンタラは1月大会で、これもブラジル人対決となったペドロ・ノブレ戦で、バックマウントから頭部にパウンドを落した際、後頭部への打擊と判断されノーコンテストで勝利を逃している。取りこぼしたオクタゴン3勝目をここでしっかりと手にしたい。
最後の試合はフライ級のマッチアップ、ジョズエ・フォルミーガがクリス・カリアソを母国で迎え撃つ。UFC入り前はフライ級トップ中のトップと目されていたフォルミーガだが、前戦でジョン・マラガに敗れているクリス・カリアソとの戦いは、事実上タイトル・コンテンダー決定戦で敗れた者同士の対戦。タイトル戦線から脱落、即リリースもあり得る厳しい状況で、カリアソの散らす打撃に戸惑うことなく、組みついてテイクダウン狙いからバックを奪取できるか。フォルミーガのUFC初勝利と残留は、そこに掛かってくる。
■UFC FX08対戦カード
<ミドル級/5分5R>
ヴィトー・ベウフォート(ブラジル)
ルーク・ロックホールド(米国)
<ミドル級/5分3R>
コスタ・フィリッポウ(キプロス)
ジャカレ・ソウザ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
CB・ダラウェー(米国)
セザー・フェレイラ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
エヴァン・ダナム(米国)
<フェザー級/5分3R>
ハクラン・ディアス(ブラジル)
マニー・ガンバーリャン(米国)
<ライト級/5分3R>
フランシスコ・トリナルド(ブラジル)
マイク・リオ(米国)
<バンタム級/5分3R>
ユーリ・アルカンタラ(ブラジル)
マルコ・ヴィニシウス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ(ブラジル)
ランス・ベノア(米国)
<フライ級/5分3R>
ジョズエ・フォルミーガ(ブラジル)
クリス・カリアソ(米国)
<フライ級/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
アザマット・ガシモフ(ロシア)
<ライトヘビー級/5分3R>
ファビオ・マルドナド(ブラジル)
ロジャー・ホレット(米国)
<ライト級/5分3R>
グレイゾン・チバウ(ブラジル)
ジョン・チョリッシュ(米国)
<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
ジェレミー・ラーセン(米国)