【UFN71】初代ベラトール・ウェルター級王者グッドが、UFC初陣で見事な右ショート決める
<ウェルター級/5分3R>
ライモン・グッド (米国)
Def.2R3分37秒by TKO
アンドリュー・クレイグ(米国)
初代ベラトール世界ウェルター級王者グッドが、UFCデビュー戦でクレイグと対戦。いきなりケージ中央でパンチを交換させた両者、グッドが右ローを放てばクレイグも右ローを返す。グッドが左ジャブから右ローを蹴り込む。クレイグのアウトへ回りながらジャブを放つグッドはリーチに優るクレイグに対して右フックを打ち込む。右フックから右ハイと軽快に手を出すグッドに対し、クレイグは左ハイにトライする。
打たれると必ず前に出るグッドが引き続き左ジャブを当てて試合をリードする。ワンツーから足を入れ替えてハイと元はUSオーヤマ空手タイガーショルマン所属らしい攻撃をグッドが見せる。終盤にもこ右ハイを決めたグッドが初回を取った。
2R、クレイグの左ジャブに対し右ロー、右ストレートを被弾しても右ローを蹴り込んでいくグッド。引き続き左ジャブから右ストレートを伸ばすと、右ストレートで前に出る。クレイグも右フックを伸ばすが、ややオープンブロー気味か。逆にグッドは拳頭をヒットする右フック、ストレート、そしてアッパーで攻勢に。クレイグは組んでケージにグッドを押し込むと右エルボーを打ち込む。
グッドは左ヒザを返しケージ中央に戻ると、右ヒジを打たれた直後にヒザ蹴りでクレイグをひざまずかせる。パウンドを打たれながら起き上がったクレイグの右エルボーにグッドは右ショートを合わせる。再び崩れ落ちたクレイグにパウンドを落としたグッドがTKO勝ちでUFC初陣を飾った。