【UFC187】パンチの連打受けるも、ワイドマンがテイクダウンからヴィトーに圧勝
<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
クリス・ワイドマン(米国)
Def.1R2分53秒by TKO
ヴィトー・ベウフォート(ブラジル/3位)
試合はワイドマンの右ハイでスタート。ヴィトーは左に回る。再び右ハイを見せ、サークリングを止めにかかるチャンピオンは、シングルレッグのフェイクから、即シングルへ。すかされたワイドマンが姿勢を崩す。ヴィトーも後方にバランスを崩し、そこに突進したワイドマンがまたもバランスを失いつんのめる。立ち上がったところにヴィトーは右ストレート、左アッパーの連打からエルボーを繰り出す。劣勢に陥ったかのように見えたワイドマンはあっさりとダブルレッグでテイクダウンを奪うと、ハーフから鉄槌を連打する。
早くも心が折れたように動きが止まったヴィトーからマウントを取ったワイドマンがエルボーを入れる。背中を見せたヴィトーにパンチの連打、再び上を向くといよいよワイドマンのパウンドは止まらない。ヴィトーは下から殴り返すシーンもあったが、最後は両手で顔を覆うようになる。左右のパンチを続けるワイドマン、なぜかレフェリーは試合を止めない。最後は左に向いたヴィトーに鉄槌からパンチを落とし続けると、ようやくレフェリーが試合を止めた。