【PXC35】田中の王座決定戦消滅、3月8日大会にスライド出場
【写真】2戦目で暫定王座決定戦に出場という抜擢を受けた田中路教だが、対戦相手の負傷で試合自体が3月8日にずれ込むこととなった(C)MMAPLANET
16日(金・現地時間)にフィリピン、パッシグシティのイナレス・スポーツセンターで行われるPXC35で、PXCバンタム級暫定王座決定戦で田中路教と対戦予定だったジョー・タイマングロが、米国のアライアンスMMAでトレーニング中に負傷し出場不可能となった。
22歳の新鋭の海外タイトル挑戦は、対戦相手タイマングロが1月の第4週に急所の痛みに歩行困難となり、その後徐々に回復傾向にあったものの28日から練習再開も痛みが続いた。結果、出場不可能という連絡がPXC首脳にマネージャーのメルカ・マニブッセンから入った。
PXCでは急遽、田中の対戦相手の確保に掛かったが、日程的にもバリュー的にも無理があり、
タイマングロに続き田中の欠場も決定した。田中は引き続き、3月8日のグアム大会に出場が決まっており、マーク・ムニョス門下のケイレブ・バロートンと対戦することが決まった。また、タイマングロ陣営の話では両者の再戦は5月に組まれる可能性が高いとのこと。
田中が不出場となるPXC35だが、グラウンドスラムの同門・加藤忠治の試合は行われ、KTTのホン・ソンチャンと対戦。ウェルター級マッチには懐かしのロナルド・ジューンが出場する。また田中がスライド出場するグアム大会には、松本光史の出場も決まっている。
■PXC35対戦カード
<PXCライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ハリス・サルミエント(ハワイ/米国)
[挑戦者]イサイオウ・オルディス(フィリピン)
<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ(ハワイ/米国)
アルヴィン・カクダック(米国)
<バンタム級/5分3R>
トニー・レジェス(グアム/米国)
トロイ・バンチャグ(フィリピン)
<フェザー級/5分3R>
加藤忠治(日本)
ホン・ソンチャン(韓国)
<バンタム級/5分3R>
ダリオ・バナリオ(フィリピン)
ジョセフ・メルカド(フィリピン)
<ウェルター級/5分3R>
ロナルド・ジューン(ハワイ/米国)
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)